今日の散歩中に見つけた花---ヒメヒオウギ
道路と縁石のほんの少しの隙間に頑張って咲いていたのが紅白の「ヒメヒオウギ」。
こぼれ種で咲いたようだ。
球根の花なのに、種がたくさんできるので、こぼれ種でもどんどん増える。
以前、庭の隅に一株だけ植えたものが、あっという間に増えて、ほかの花を押しのけてしまったことがあった。
本当にかわいいのにたくましい花。
写真で花の上にある丸いものの中に種が入っていて、これがはじけると種がこぼれるようになっている。
名前にヒオウギと付いているけど、全く関係なく、ヒオウギに似た花を咲かせ、小さいという意味で付いたらしい。
学名:Anomatheca laxa
英名:Anamatheca
和名:姫檜扇
科名・属名:アヤメ科 フリージア属
原産地:南アフリカ
他に「ヒオウギ」と名前が付いている花
[ヒオウギ]
本家本元のヒオウギ。
7月ごろから咲いてくる。
厚みのある葉が何枚も重なり合い、扇を広げたように見えることから、この名前が付いた。
同じアヤメ科でもヒオウギ属になっている。
原産国は日本、中国、朝鮮半島、台湾、インドなど。
[ヒメヒオウギズイセン]
南アフリカ原産で、別名はモントブレチア、クロコスミア。
アヤメ科ヒメトウショウブ属(クロコスミア属)
[ヒオウギアヤメ]
名は花がアヤメに似て、葉がヒオウギに似ていることから名が付いた。
高山の湿地に自生している。
アヤメとの見分け方は、花茎が枝分かれすること。