日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

センニチコウ(千日紅)

2024-09-14 07:00:00 | 植物

「センニチコウ(千日紅)」です。

センニチコウは花を見ているのではないのです。

見ているのは鮮やかな苞(ほう)もしくは苞葉(ほうよう)と呼ばれている、元々の葉が変化したものなのです。

それじゃ花はどこ?

 

『苞』の間にある小さな黄色(白)の部分、これがセンニチコウの本当の花です。

 

100種類もあると言われているセンニチコウですが、大きく分けて1年草のもの、多年草のものと2種類があります。

1年草のものが『センニチコウ(千日紅)』、多年草のものが『キバナセンニチコウ(黄花千日紅)』と呼ばれています。

 

 センニチコウ

直径2cm程度の球状の花を多数咲かせる一年草です。

本当の花は殆ど目立たなく、一般的に鑑賞されている部分は苞葉(葉が変形したもの)です。

花(苞葉)は色褪せや型崩れせずに約4週間ほど長持ちします。

茎は良く分枝し、直立もしくは斜上に伸び広がります。(BEGINNERS GARDEN)

[センニチコウ]

 

 キバナセンニチコウ

和名の由来はセンニチコウに似て黄色い花を咲かせることから。

葉が細長く、草丈が40~50cm程度なのが特徴。

元々は多年草となっているけれど、日本では一年草とされています。

花色は基本は黄色でも赤や橙色の園芸品種もあります。

[キバナセンニチコウ・ストロベリーフィールド]

キバナセンニチコウの中で、草丈が最も高く、80cmくらいあるのが特徴。

花の色は赤く、名前の通り野イチゴのような形をしています。

 


 

学名:Gomphrena globosa

英名:Globe amaranth、Gomphrena

別名:ダルマソウ(達磨草)、センニチソウ(千日草)

科名・属名:ヒユ科 センニチコウ属

原産地:北米南部~中南米

 


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