少し前3月の頃、岩の間に丸くて肉厚の大きな葉とピンクの花が広がっていた。
調べたところ、花の名前が「ヒマラヤユキノシタ」となっていた。
まさかこの花を見て「ユキノシタ」だと思う人は誰もいないんじゃないかな?
ちなみに「ユキノシタ」の画像はこんな感じ。
大きさは違うけれど、葉っぱはユキノシタと形が似ているような気もする。
花は全くの別物なので、どうしてこの名前になったのか不思議。
調べてみると、ヒマラヤ周辺が原産地となっていた。
それならば「ヒマラヤ」は納得できる。
でも、「ユキノシタ」はどう考えてもおかしいと思い、もっと多くのサイトをのぞいてみたところやっと分かった。
ユキノシタの意味は冬でも艶のある緑の葉がヒマラヤの”雪の下”からのぞいているので、その名前になったということだった。
そっちかよ・・・
花の”ユキノシタ”と実際の”雪の下”を勘違いしていたのだった。
紛らわしい!
それなのに科名が「ユキノシタ科」とはどうしてなんでしょうね。
学名:Bergenia
英名:Himalayan creeping saxifrage
別名:オオイワウチワ(大岩団扇)
科名・属名:ユキノシタ科 ベルゲニア属(ヒマラヤユキノシタ属)
原産国:ヒマラヤ地方
別名の「オオイワウチワ」は葉っぱの形が大きな”うちわ”のようにも見えるため。
そのほかにもゾウの耳をイメージして「エレファンツイヤー」などとも言われている。