ここ3~4年ほど毎日、植物を見ながら自宅周辺の半径3㎞ほどの場所を歩いています。
友人たちからは「面白味がないのじゃない」とか「飽きてしまわないの」などと聞かれます。
確かに目にする植物はほとんど同じで、目新しいものには滅多にお目にかかることはありません。
けれども、同じ植物でもその時によって花が咲いたり、実が生っていたりと日々変化しますので、「もう飽きてしまった」などと思ったこともありません。
だからこれからもずっと同じ場所を歩き続けていこうと思っています。
今年も「エリカ・ウインターファイヤー」の花が咲いているのを見つけました。
エリカはとても種類が多く、エリカ属としては700種以上もあり、そしてその多くがヨーロッパ原産種と南アフリカ原産種です。
でも、その中で日本で流通しているほとんどのエリカは南アフリカ原産種の方が多いようです。
このエリカウインターファイアーも南アフリカ原産。
冬(12月~2月)に炎のように赤い花が咲くことから、このように呼ばれているようです。
花径は3~5㎜、濃いピンクがかった赤色の花は中央が少し膨らんだ釣鐘型になっていて、枝の頂部に密生します。
学名:Erica oatesii cv. Winter Fire
英名:Oates's mountain erica 、Ttree heath
別名:エリカ・オアテシー
科名・属名:ツツジ科 エリカ属
原産地:南アフリカ