この時期はウォーキングしていても、庭先やプランターにに植えられている園芸品店で購入したような花以外は滅多に見かけることはありません。
その代わりに木に生っている実はよく見かけます。
赤い実は特に目立ちます。
可愛い赤い「ヒイラギモチ(柊黐)」の実を見つけました。
別名でチャイニーズホーリーやヤバネヒイラギモチとも呼ばれています。
葉のわきから柄を伸ばし、小さなサクランボのような実が付いていました。
11月ごろから赤くなり始めたのですが、寒さが進に連れてとつやつやとした更に赤い色に変わってきました。
同じように赤い実でクリスマスホーリーと呼ばれているセイヨウヒイラギがありますが、どこがちがうのか?
それは葉のギザギザが少ないのです。
本来のヒイラギモチの葉は長さ4~8㎝ほどで、四角張った形、葉の両先端には鋭いトゲがあります。
[葉の隅にはヤバネヒイラギモチと呼ばれている所以の2対の鋭いトゲ]
でも、樹齢や植えられている環境などによってトゲのない種類もあるようです。
見つけた木に付いていたは葉はトゲのないものでした。
葉がヒイラギに似ているからとこの名前になりましたが、ヒイラギとは別物です。
ヒイラギはモクセイ科、ヒイラギモチはモチノキ科なのです。
学名:Ilex cornuta
英名:Chinese holly
別名:ヤバネヒイラギモチ(矢羽柊黐)、ヒイラギモドキ、チャイニーズホーリー、シナヒイラギ
科名・属名:モチノキ科 モチノキ属
原産地:中国、朝鮮半島