マメを天ぷらなどにして食べる「フジマメ(藤豆)」は地方により名前が違っていて、千石豆やツル豆、インゲン豆などと呼ぶ地方もあるらしい。
花が白くサヤが緑色のものと、花が紅紫色でサヤも紫色のものもあるようだ。
今回見つけたのは紫色の方。
そしてマメができる前の花が咲いていた。
すでに花からマメになっているものも。
紫色のフジマメは大きな葉っぱも紫色を帯びるのが特徴で、ツルがよく伸びて5m以上にもなることがある。
花後は赤紫色で扁平、光沢がある、先端が尖ったマメができる。
食用とするのはサヤエンドウなどと同様に若いサヤの部分が一般的で、完熟したマメ(種子)も食べられるが、これには毒が含まれているらしい。
それを食べた場合、嘔吐、呼吸の問題、およびけいれん等を引き起こす可能性があるということだった。
それでも、何らかの処理をすれば普通に食べられるらしいので、その処理方法を検索したけれど見つからなかった。
だから、完熟マメには手を出さない方がいいのかも。
学名:Lablab purpureus
英名:Hyacinth bean
別名:センゴクマメ (千石豆) 、ツルマメ (蔓豆) 、インゲンマメ (隠元豆)
科名・属名:マメ科 フジマメ属
原産地:熱帯アフリカ