ちょっと珍しい花が咲いていた。
塀の上から花だけが覗いていた。
「マユハケオモト(眉刷毛万年青)」だった。
塀の下から撮ったので、全体が見えないけれど、オモトににているといわれている分厚い葉っぱを持つ花で、一輪だけフワッと開いていた。
この眉刷毛という名前で、化粧道具の筆をイメージできるような花。
他の花は既に終わってしまったらしい。
3日後に同じ場所に行ってみたら、花びらのみしか残っていなかった。
短い命なのかな?
「マユハケオモト」は、南アフリカ原産のヒガンバナ科・ハエマンサス属の花で、秋から晩秋にかけて咲く。
そして別名では「ハエマンサス」と呼ばれている。
それは、ハエマンサス属を代表する花だからだとか。
でも、どこを見たらヒガンバナ科になるんだろう。
雄しべを見てそうなるのだろうか?
などと考えていて、思い出したことがあった。
それは、夏に見つけたヒガンバナ科の「センコウハナビ」もハエマンサス属だったということ。
以前の記事→→センコウハナビ
[ハエマンサス・ムルティフロルス(Haemanthus multiflorus)]
花の名前ってどうやって決めるんだろう。
この2種類の花がどうして同じ科、同じ属になるのか分からない。
きっと何か理由があるのだと思うけれど・・・
学名:Haemanthus albiflos
英名:White blood lily、Paintbrush plant
科名・属名:ヒガンバナ科 ハエマンサス属
原産地:南アフリカ