只見線に乗ってみた。
只見線は、福島県会津若松駅から新潟県小出駅までを結んでいる。
でも2011年の豪雨による被害で会津川口駅から只見駅までの間は未だに復旧していない。
そのためその区間は代行バスとなっている。
朝6時の会津若松駅発の電車で会津川口駅に着くのは8時過ぎ、約2時間の旅だった。
その2時間、只見川に沿って手つかずの自然の中や何となく懐かしさを感じさせるような風景の中をずっと走った。
途中ではほとんど人の乗り降りはなく、学生と沿線の写真を撮っている人が乗っている程度。
そして会津川口駅ではバスが待っていた。
会津川口駅から只見駅までの間は車では何度か走ったことがあった。
この辺りの奥会津は炭酸泉が湧いている。
珍しい炭酸泉に入るためによく来ていたので、1時間あまりのバスの旅は見覚えのある風景だった。
只見駅は今までの駅と違って、少し賑わっていた。
20分ほどで小出行と連絡がついていた。
只見駅を出るときには地元の人たちが手を振ってくれていた。
小出まで1時間15分。
これで福島から新潟までの旅は終わった。
小出からの上越線の電車は1時間に1本くらいの本数。
やはり新幹線があるから在来線は置き去りにされてしまったのかもしれない。
越後湯沢から新幹線に乗る間、有名な中野屋で久しぶりに「へぎ蕎麦」を食べた。
以前は小さな店だったけれども立派になっていた。
途中にイベント列車の「Shu*Kura」が停車していたのを見ることができてラッキーだった。