日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

只見線

2020-02-24 07:00:00 | 国内旅行

只見線に乗ってみた。

只見線は、福島県会津若松駅から新潟県小出駅までを結んでいる。

でも2011年の豪雨による被害で会津川口駅から只見駅までの間は未だに復旧していない。

そのためその区間は代行バスとなっている。

朝6時の会津若松駅発の電車で会津川口駅に着くのは8時過ぎ、約2時間の旅だった。

 

その2時間、只見川に沿って手つかずの自然の中や何となく懐かしさを感じさせるような風景の中をずっと走った。

途中ではほとんど人の乗り降りはなく、学生と沿線の写真を撮っている人が乗っている程度。

 

そして会津川口駅ではバスが待っていた。

 

会津川口駅から只見駅までの間は車では何度か走ったことがあった。

この辺りの奥会津は炭酸泉が湧いている。

珍しい炭酸泉に入るためによく来ていたので、1時間あまりのバスの旅は見覚えのある風景だった。

 

只見駅は今までの駅と違って、少し賑わっていた。

20分ほどで小出行と連絡がついていた。

只見駅を出るときには地元の人たちが手を振ってくれていた。

小出まで1時間15分。

 

これで福島から新潟までの旅は終わった。

小出からの上越線の電車は1時間に1本くらいの本数。

やはり新幹線があるから在来線は置き去りにされてしまったのかもしれない。

越後湯沢から新幹線に乗る間、有名な中野屋で久しぶりに「へぎ蕎麦」を食べた。

以前は小さな店だったけれども立派になっていた。

 

途中にイベント列車の「Shu*Kura」が停車していたのを見ることができてラッキーだった。

 

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観音沼

2020-02-23 07:00:00 | 国内旅行

 

 

かつては白河から会津に抜ける道がなく、甲子道路という国道289号線は甲子温泉で行き止まりだった。

道路脇には「甲子トンネルの早期実現を」などといった看板が見られた。

2008年にその念願だったトンネルが開通した。

この観音沼はそれまで「秘境」と呼ばれていた。

その秘境も今は観音沼森林公園となり、ツアーなども組まれて観光地化されてしまった。

秘境感はなくなってしまったが、それでも昔からの風景は変わっていない。

 

 

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旅籠屋丸一

2020-02-22 07:00:00 | 温泉・宿

 

 

 

猿ヶ京にあるこの宿は良かった。

江戸時代創業の歴史ある宿。

何となく幕末の雰囲気を醸し出しているような感じで、館内には焼き物や書画などアンティークなものがたくさん飾ってあった。

泊まったのは二間続きの広々とした部屋だったが、他にも露天風呂付きだったり、いろいろなタイプの部屋があるらしい。

温泉は2種類あり、別棟になっていてヒバ風呂と露天風呂があり、ほとんど貸し切り状態で入れた。

食事も地元の食材を使った手の込んだものだった。

聞くところによると、板前さんがいなくてスタッフ全員で料理を考えているらしい。

泊まった日の料理の一部

 

久々に見つけた大人の宿だと思った。

 

 

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三大奇橋

2020-02-21 07:00:00 | 雑談

錦帯橋

 

猿橋

 

三大奇矯は江戸時代に造られた独創的な橋で、「岩国の錦帯橋」「甲斐の猿橋」と「越中の愛本橋」の3つと言われる。

だだ、これは誰が選定したものかは定かではなく、「愛本橋」は豪雨で流出してしまい、既に現存していない。

 

そのため、3つめの橋に「日光の神橋」や「祖谷のかずら橋」などを加えるようになった。

 

江戸時代の猿橋と愛本橋は刎橋(はねばし)だった。

刎橋とは両側の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差し込んで、その上に少し長い木材を重ね、これを繰り返して、橋を造っていく工法。

今の猿橋は鋼製の橋桁に木材を貼り付けて初期の構造を復元している。

錦帯橋は川幅が広いため刎橋にはできなくて、アーチ型の橋になったらしい。

実際に近づいて橋を見てみると、誰もが昔の人たちの偉大さを感じることが出来ると思う。

 

 

 

 

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黒湯温泉

2020-02-20 07:00:00 | 温泉

 

内湯

 

露天風呂

 

黒湯温泉は乳頭温泉郷の一番奥にある。

立ち寄り湯での利用だった。

ここは敷地内に源泉が2つありあちこちから湯煙が立ち上がっている。

茅葺きの黒い湯小屋などがあり、昔ながらの湯治場といった雰囲気だった。

お湯は少し青みがかった乳白色の硫黄泉だけど、あまりきつくなくて肌触りがとてもなめらかな気がした。

 

有名な「鶴の湯」に対して「亀の湯」と呼ばれていた時もあったようだ。

 

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