日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ハマナデシコ?

2023-02-17 07:00:00 | 植物

ブロック積みの擁壁の隙間にナデシコの花が咲いていた。

つやつやした葉っぱも青々としていて、何で今頃?

ナデシコの花の季節は初夏から夏、だから真冬には考えられない。

 

 

以前、コンクリートの隙間などから顔を出して生長している植物を「ど根性○○」と名付けて話題になったことがあった。

大根だったり桜だったり、「ど根性○○」はたくさんあった。

これも「ど根性ナデシコ」と呼んでもいいのかも。

 

ナデシコは種類が多くて見つけたものの品種が何なのか特定できない。

でも、葉も厚みがあるし、花弁の先の浅い細かな切れ込みがある姿もハマナデシコによく似ている。

ハマナデシコならば種もできやすいし、種から増やすことも容易なようなので、きっと近くの家から種が飛んできたのだと思う。

 

 

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菜の花(アブラナ)

2023-02-15 07:00:00 | 植物

少し暖かく感じた朝、遠くまで足を伸ばしてみた。

大きな病院の前の畑に菜の花がいっぱい咲いていた。

菜の花♪ 菜の花♪

一面に広がった黄色い花と柔らかな緑色の葉が春を感じるさせてくれるからなのか、菜の花を見ると嬉しくなってくる。

 

菜の花といってもたくさんの種類があり、アブラナ科アブラナ属の植物の花の総称が「菜の花 」で、その数は30種類にもなるらしい。

アブラナ、カラシナ、ブロッコリー、コマツナなどぜ~んぶ菜の花。

 

畑で見つけた「菜の花」はアブラナでその和名は「菜種(なたね)」。

この花の栽培の歴史は古く、弥生時代からは食用として、江戸時代になってからは油を採るためにも利用されていたらしい。

ところが現在では油を採るのは別種のセイヨウアブラナに取って代わられてしまい、アブラナの方は食用の野菜としてだけ利用されているようだ。

 


 

学名:Brassica rapa L. var. nippo-oleifera

英名:Turnip rape, Chinese colza

別名:菜種、赤種

科名・属名:アブラナ科 アブラナ属

原産地:地中海沿岸地方

 

 

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金のなる木

2023-02-13 07:00:00 | 植物

「金のなる木」は昔、「この木を植えれば風水効果が高まって、運気が上がりお金持ちになる」と言われていた木。

それで新芽に5円玉を通し、成長すると同時に葉っぱの下の茎が5円玉の穴を通して伸びてく姿を良く見かけた。

5円玉がいっぱい付いていて、木が重そうになっているものもあった。

植えていた人に効果があったかどうか分からないけれど、今ではあまり見かけなくなった。

 

丸くぷっくりと膨らんだ葉っぱが特徴的な「金のなる木」の正式な名前はベンケイソウ科クラッスラ属の「クラッスラ・ポルツラケア」。

和名では「縁紅弁慶(フチベニベンケイ)」となっているけれど、それよりも園芸品種名の「花月(カゲツ)」、「華花月(ハナカゲツ)」などと呼ばれる方が多いようだ。

秋から冬には葉っぱが紅葉して、それに合わせるように、散りばめられた星のようなピンクの花が可愛い。

その可愛い木を「金のなる木」という名前ではあまり呼びたくない、何だか生々しくて・・・

ポルツラケアは難しいので、「花月」と呼びたい。

 

この木は品種が多くて、300種類もあると言われている。

見つけた木の品種は分からなかったけれど、多分、この木の中で最も代表的な品種の「花月」だと思う。

「花月」は葉が肉厚で緑色、葉の周囲に赤い班が入るのが特徴。

それが紅葉したので、緑の部分がなくなって、葉全体が赤くなってしまったのじゃないかな?

 



学名:Crassula ovata

英名:Jade plant、 Money tree

和名:フチベニベンケイ、金のなる木

科名・属名:ベンケイソウ科 クラッスラ属

原産地:南アフリカ

 

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チェッカーベリー

2023-02-11 07:00:00 | 植物

真っ赤な実を見つけた。

「チェッカーベリー」、寄せ植えの鉢に入っていて、鉢からはみ出していた。

 

チェッカーベリーは秋から冬にかけて赤い実をつける。

通常の葉は光沢のある厚い緑色でサザンカの様な形をしている。

ところが気温が下がると赤銅色に紅葉してくる。

真っ赤なサクランボのような実が生って葉が色づく様子が趣があって可愛い。

この木はツツジ科なので、初夏にはブルーベリーやドウダンツツジに似た白い釣り鐘型の花も咲く。

 

[チェッカーベリーの花]

 


 

学名:Gaultheria procumbens

英名:Cheackerberry、Wintergreen

別名:姫柑子(ひめこうじ)、ゴールデンテリア

科名・属名:ツツジ科 シラタマノキ属

原産地:北アメリカ東北部

 

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プリムラ・シネンシス

2023-02-09 07:00:00 | 植物

ウォーキングしていると玄関先に植木鉢やプランターを並べてある家が多くある。

寒いこの時期、植えられている花はほとんどがパンジーやビオラ。

最近では矮性のストックやネメシアなども多く見かける。

そのような花に混じって「プリムラ・シネンシス」が咲いているのを見つけた。

 

プリムラは英語ではプリムローズと呼ばれ、その由来は「最初」という意味のラテン語の「primus」。

春一番に咲くからかな?

和名では「サクラソウ」。

名前は、5枚の花びらの先端の切れ込みなどから、それにそっくりな桜の花を連想するからだとか。

そんなプリムラの一品種の「プリムラ・シネンシス」。

プリムラの他の種類のジュリアンなどはカラフルな色が多いけれど、この花は優しい清楚な色になっている。

シネンシス(ラテン語)=チャイニーズ(英語)なので元々は中国原産の花。

特徴としては肉厚の葉と茎には細かい毛があって、葉の縁には浅い切り込みがある。

そして、花の姿も色も素朴で落ち着いた雰囲気になっている。

そのような姿が日本人好みなのか、プリムラの中でも人気の品種らしい。

 

 

 


 

学名:Primula sinensis

英名:Chinese primrose

別名:カンザクラ(寒桜)、チュウカサクラソウ

科名・属名: サクラソウ科  プリムラ属

原産地:中国湖北省

 

 

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