ウォーキングしていると玄関先に植木鉢やプランターを並べてある家が多くある。
寒いこの時期、植えられている花はほとんどがパンジーやビオラ。
最近では矮性のストックやネメシアなども多く見かける。
そのような花に混じって「プリムラ・シネンシス」が咲いているのを見つけた。
プリムラは英語ではプリムローズと呼ばれ、その由来は「最初」という意味のラテン語の「primus」。
春一番に咲くからかな?
和名では「サクラソウ」。
名前は、5枚の花びらの先端の切れ込みなどから、それにそっくりな桜の花を連想するからだとか。
そんなプリムラの一品種の「プリムラ・シネンシス」。
プリムラの他の種類のジュリアンなどはカラフルな色が多いけれど、この花は優しい清楚な色になっている。
シネンシス(ラテン語)=チャイニーズ(英語)なので元々は中国原産の花。
特徴としては肉厚の葉と茎には細かい毛があって、葉の縁には浅い切り込みがある。
そして、花の姿も色も素朴で落ち着いた雰囲気になっている。
そのような姿が日本人好みなのか、プリムラの中でも人気の品種らしい。
学名:Primula sinensis
英名:Chinese primrose
別名:カンザクラ(寒桜)、チュウカサクラソウ
科名・属名: サクラソウ科 プリムラ属
原産地:中国湖北省