国際通貨基金(IMF)のブランシャール調査局長は9日、
安倍政権の「アベノミクス」が世界経済の「新たなリスクだ」と指摘した。
一方、IMFは同日、最新の世界経済見通しで、
日本の2013年の実質成長率予想を前年比2・0%増に上方修正した。
ブランシャール氏は同日の会見で、世界経済の新たな懸念材料として
「中国の金融システム不安や成長の鈍化」「アベノミクス」「米国の量的緩和の
縮小による世界金融の不安定化」の順で、言及した。
IMFはこれまでアベノミクスを支持してきた。リスクだと指摘するのは初めてだ。
(朝日新聞) 2013年07月10日 01時20分引用
従来より、アベノミクスの危険性と矛盾は指摘されていた。
現実に大企業は潤い、他方円安による、諸物価の値上がりは
大多数の国民、特に中間所得以下の生活を真綿で首を
絞める如く今後続き、改革性インフレとなるのは明らかで
他方、今アベノミクス政策を停止すると株価暴落を招き
中小金融機関の破たんを招き、零細企業は倒産という
悪循環である。
アベノミクス政策のソフトランデイングにどう導くか?
これがポイントで政府並びに所轄省庁の連携が
不可欠である。