本紙が22日夕刊で報じた、さいたま市のJR南浦和駅での女性客救出劇は、
現場に居合わせた本紙記者の写真と共に世界各地でも報道された。
ホームと車両の間に落ちた女性を乗客らが力を合わせ助け出したニュースに、
「うちの国だったら、乗客は眺めるだけで何もしなかったかもしれない」
「英雄的な行動」などの称賛の声が上がっている。
米CNNテレビは22日夜(日本時間23日午前)、キャスターが
「日本から素晴らしいニュースです」と前置きし、本紙の写真と共に女性救出を報じた。
キャスターは「生死に関わる状況で、駅員と乗客が冷静に協力した」と称賛。
「おそらく、日本だけで起こりうること」として、電車が約8分後に通常運転を再 開したことも合わせて伝えた。
英各紙がロイヤルベビー誕生の特集紙面を組む中、23日付ガーディアン紙は、「(駅員や乗客が)集団で、
英雄的な行動を示した」とするAP通信の記事と本紙の写真を国際面で使った。
イタリアの主要紙コリエーレ・デラ・セラのウェブサイトには「イタリア人だったら眺めるだけだろう」
といったコメントも。香港でも、中国政府寄りの論調 で知られるフェニックステレビのウェブサイトに、
「中国で同様の事故が起きれば、大多数の人はやじ馬見物するだけだ」といった書き込みが見られた。
対日関係が冷え込む中国では、政府の指導下にある有力ニュースサイト「中国ネット」が24日、
日本での報道を引用する形で事実関係を論評抜きで報道し、 国営新華社通信(電子版)などが転載。
韓国でも聯合ニュースなどのメディアが、多くは、読売新聞の報道を引用して伝えた。
23日の朝鮮スポーツ紙(電子 版)は「乗客が力を合わせて救助する感動の写真が話題になっている」と指摘した。
ロシアの大衆紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」(電子版)には「どうしてこんなに迅速に乗客が団結できたのだろうか」
「他人の命に対して、我々ロシア人も無関心であってはならない」と、驚きのコメントが寄せられた。
タイのニュース専門チャンネル最大手TNNは、本紙の写真を、「日本の人々が生来の結束力を余すところなく示し、
困っている人に助けの手をさしのべた、 素晴らしいニュース」と紹介した。タイのソーシャルメディアでは、
この写真をシェアする人が多く、フェイスブック上では「日本が、また世界を驚かせた」
「とっさにこのような行動ができる日本人は、どのような教育を受けているのか」との声も出ている。
読売新聞 7月26日(金)10時26分配信引用
我が国民は、なんの躊躇もなくこの様な、行動が出来る、災害時も秩序をもって
ごく自然に、水や、食糧を、並んで受けとることは、日本人では、普通であるが
諸外国では、食糧を奪い合い、殴り合い、亡くなる方も珍しくないが、我が国は
率先して、このような場合協力するし、何の代償も求めないのである。
だから、逆に領土問題も我が国の考え方で対応するが、諸外国にたいしては、
それは、通用しない事を、念頭において対応が必要になるが、
どうしても、国民性が災いして遅れを取ることになってしまうのである。