WASEDA CLUB ボクシング教室日記

早稲田大学内で行われています子供ボクシング教室の様子をお伝えします

3月2日

2013-03-07 18:39:46 | 日記
前回、依然教わった練習方法やゲームなどで、一回きりのがあると申し上げましたが

逆にきちんと毎回行っている練習もあります
体操(当たり前か)とフットワーク3ラウンドです

1直線に前進後退を3分
大きく円に回るを3分
二人一組になって、小さな円を一周交替で回る3分

優しい石田先生は『これ、3分はキツイのでは・・・』
とご心配されます

手を抜こうと考えれば(特に前進後退などは)いくらでも楽できますが
とはいえ、根本的にきつい練習なのは重々承知です

でも、毎回やっているのは勿論理由があって

①スタミナ
いわゆる体力という意味ではありません
疲れていても、息が切れていても、ともかく3分やらなきゃ!の精神を
みんな一緒に(特に最後のペアで小さく回るのは)やっているとなかなか抜けられないことで
やりきることができるように・・・できなくても限界のもうちょっと先まで頑張れるように鍛えられます

②ステップへの慣れ
実はこのフットワークは、私が選手のとき毎回練習していたもの(なので、キツさは重々承知!)
結構うまくできてきたころに、その時のコーチに言われたのが
『昔に比べて今、ピョンピョン軽快に動いていけるのは、体力が追加たらじゃなくて、動きに身体が慣れたからなんだからね』
若干、その時落ち込みましたが

逆に考えると、動きに身体が慣れることができれば、同じ体力でも
素早く・沢山ステップワークができるということ
もう、歩いているよりステップしている方が楽勝♪なんてこと・・・・は、たぶんないでしょうけど

↓ちなみ、遠藤先生・・・何やってるんですか

以前は3分動けなかったのに、今は余裕・・・ってわけではさすがになくても
皆様、動けるようになってきてるんですよ
特にSさんは凄い!

さて、今回メインは二組に分かれまして
基礎組と応用組

石田先生と一緒に応用組担当しまして
今回はコンビネーションへの防御と防御からの反撃です

ここで、今更なんですが、『なるほどー』と思ったことがありまして
まぁ、実際は意識せずやってたことなんですけど

連打を受けるとき、防御側は若干のバックステップをしているケースがあります
ミットやペアトレーニングでは多い現象なんですが
・・・なんでか?
やってみた方、分かると思います

反撃しにくいから!!!
そりゃそうだろ、言われそうですが
実戦では連打されたら前に出るって方法もありますし
本当はいけませんけどホールド(抱え込む・・・反則です)プッシング(身体や腕で押す・・・反則です)
って方法もあります

つまり、何に目覚めたかというと
上手いバックステップは・・・相手との距離は自分が作る!
イニシアチブを取る重要な足さばきなんだなぁ・・・と

ちょっと前のバックスッテプ後ステップインワンツーもあったものですから、
今更とか言われそうですけど、しみじみ、バックステップの意義を確認しました

あ、ちなみに、この発見はこの日凄く動きの良かったTさんのフットワークから学びました
ありがとうございました