びわこオオワシ夢日記

びわ湖で越冬するオオワシを追って30年、オオワシを通じて「人とひと」の出会いと自然を大切にしたいと思っています。

びわこオオワシ夢日記

2018-02-10 | オオワシ
  
  淡海風だより

 如月の湖畔は
  湖北は寒風と豪雪の明け暮れ
  渡り鳥は如何にと、訪れる途中
  まずは山本山のおばあちゃん鷲におめもじを
  20年もの飛来を重ねる大鷲は
  山中の裸木から毅然と湖上を見下ろしていた
  軽四輪車を最適地に止めて
  自前の望遠鏡を覗く里人は
  「まだ食事はしとらんな」とつぶやく
  曰く
  「飛んでくれ!と心の中で叫ぶと、
  舞うように美しゅう飛んでくれるんだわ」と、
  目を細めて訥々と語ってくれる
  その横顔が、私には眩しい
  里人たちの優しい想いが大鷲にも届くのだろう・・・


 先日、山本山山麓でお会いしたおばあちゃんが何気ない会話の様子から
 こんな文章を書いてくれました。
 後で聞いたら、超有名な方だそうでびっくり、恐縮しています。
 名は禅定正世さん、湖西に住んでおられ、今・昔語り部で大活躍中との事

 湖北野鳥センター入口に展示中 ご覧ください。

 禅定さん ありがとうございました。

 追、先日取材があった新聞記事は
   中日新聞 びわ湖版 「走れ犬記者」に明日載る予定との事どんな内容になるやら?
コメント (1)
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