淡海風だより
如月の湖畔は
湖北は寒風と豪雪の明け暮れ
渡り鳥は如何にと、訪れる途中
まずは山本山のおばあちゃん鷲におめもじを
20年もの飛来を重ねる大鷲は
山中の裸木から毅然と湖上を見下ろしていた
軽四輪車を最適地に止めて
自前の望遠鏡を覗く里人は
「まだ食事はしとらんな」とつぶやく
曰く
「飛んでくれ!と心の中で叫ぶと、
舞うように美しゅう飛んでくれるんだわ」と、
目を細めて訥々と語ってくれる
その横顔が、私には眩しい
里人たちの優しい想いが大鷲にも届くのだろう・・・
先日、山本山山麓でお会いしたおばあちゃんが何気ない会話の様子から
こんな文章を書いてくれました。
後で聞いたら、超有名な方だそうでびっくり、恐縮しています。
名は禅定正世さん、湖西に住んでおられ、今・昔語り部で大活躍中との事
湖北野鳥センター入口に展示中 ご覧ください。
禅定さん ありがとうございました。
追、先日取材があった新聞記事は
中日新聞 びわ湖版 「走れ犬記者」に明日載る予定との事どんな内容になるやら?