江戸時代を背景にした有名な時代劇小説のTVアニメを観ていて、おかしな点に気づきました。
① まず、庭の葉(アサガオ)を青虫が食べるシーンです。
青虫の種類はともかく、「尾角(びかく):右側」のある方で葉をムシャムシャ食べています。
② これは、「尾角(びかく)」のあるオオスカシバの幼虫です。
実は、頭は左で、右側の尾角のある方がお尻です。その証拠に、尾角のある側に暗緑色のフンが転がっています。
このアニメを描いた人は、頭と尾を完全に間違えていますねえ。
③ もう一つは、花火の打ちあがる夜空をチョウが2頭舞うシーンです。
④ 姿から「キアゲハ」を参考にして描いたと思われます。
しかし、キアゲハが夜中に舞いますかねえ~~!
できれば、「スズメガ」の仲間を描いてほしかったですねえ。
TVや映画の時代劇では、歴史的な過去の言葉遣い・名称や呼称・生活習慣・建築様式・美術様式・政治制度などが、史実として適正なものか否かについてを検証するための「時代考証」が重視されますが、「生物考証(私が勝手に言っている造語)」も必要ではないでしょうかねえ。
① まず、庭の葉(アサガオ)を青虫が食べるシーンです。
青虫の種類はともかく、「尾角(びかく):右側」のある方で葉をムシャムシャ食べています。
② これは、「尾角(びかく)」のあるオオスカシバの幼虫です。
実は、頭は左で、右側の尾角のある方がお尻です。その証拠に、尾角のある側に暗緑色のフンが転がっています。
このアニメを描いた人は、頭と尾を完全に間違えていますねえ。
③ もう一つは、花火の打ちあがる夜空をチョウが2頭舞うシーンです。
④ 姿から「キアゲハ」を参考にして描いたと思われます。
しかし、キアゲハが夜中に舞いますかねえ~~!
できれば、「スズメガ」の仲間を描いてほしかったですねえ。
TVや映画の時代劇では、歴史的な過去の言葉遣い・名称や呼称・生活習慣・建築様式・美術様式・政治制度などが、史実として適正なものか否かについてを検証するための「時代考証」が重視されますが、「生物考証(私が勝手に言っている造語)」も必要ではないでしょうかねえ。