① 柿の枝を剪定していると、沢山のルビーロウムシ(介殻虫)が付いている枝がありました。
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② 頭も脚もほとんど退化し、植物に密着して口針を維管束の師管に突き刺して栄養分を吸収しているので、外見からは昆虫とは思えませんねえ。
いわゆる「カイガラムシ(介殻虫)」の仲間です。
しかも、これは成虫で越冬しているメスです。
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③ ピンセットでつまんでみると、外側は固く、はぎ取ることはできません。
しかし、カッターではがしてみると、簡単に取れました。
蝋(ろう)状物質が、ルビー色なので、「ルビーロウムシ」または、「ルビーロウカイガラムシ」と呼ばれています。
4本の白い線状のものが走っていて、これが気門に通じて、呼吸しているようです。
このデザインは、まるでルビーの指輪ですねえ。
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④ 裏返してみると、空洞状になっています。
このメスは6月上旬ごろに腹面の下に産卵し、孵化した幼虫が6~7月頃に出てきて宿主植物上に定着します。
園芸家には、歓迎されない昆虫ですねえ。
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② 頭も脚もほとんど退化し、植物に密着して口針を維管束の師管に突き刺して栄養分を吸収しているので、外見からは昆虫とは思えませんねえ。
いわゆる「カイガラムシ(介殻虫)」の仲間です。
しかも、これは成虫で越冬しているメスです。
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③ ピンセットでつまんでみると、外側は固く、はぎ取ることはできません。
しかし、カッターではがしてみると、簡単に取れました。
蝋(ろう)状物質が、ルビー色なので、「ルビーロウムシ」または、「ルビーロウカイガラムシ」と呼ばれています。
4本の白い線状のものが走っていて、これが気門に通じて、呼吸しているようです。
このデザインは、まるでルビーの指輪ですねえ。
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④ 裏返してみると、空洞状になっています。
このメスは6月上旬ごろに腹面の下に産卵し、孵化した幼虫が6~7月頃に出てきて宿主植物上に定着します。
園芸家には、歓迎されない昆虫ですねえ。
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