温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ノコギリクワガタ(鋸鍬形)11匹、カブトムシ(兜虫)1匹 里山で!

2019年07月24日 | 昆虫
 ① 本格的な夏の感じですねえ。
 早速、里山へ出かけると、ノコギリクワガタ(鋸鍬形)に出会いました。


 ② これは、小型のオスです。
 オスを7匹見つけました。
 

 ③ これは、ずんぐりとした体形のメスです。
 メスは、4匹見つけました。


 ④ ③の写真だけだとメスも大きく見えますが、実際にはオスの三分の一くらいです。


 ⑤ すでに交尾の体勢に入っているのもいました。


 ⑥ カブトムシ(兜虫)は、1匹見つけました。
 次回は、早朝に出かけ、沢山のカブトムシに出会いたいですねえ。
 

チョウトンボ(蝶蜻蛉) 虹色の輝き!

2019年07月23日 | 昆虫
 ① 久々の晴天ですねえ。
 今日は、愛知県主催の「あいちの未来クリエイト部」で、カキツバタ群落の動物調査の指導をしてきました。
 これは、高校生が地域の環境を深く学び、その成果を広く発信する事業で、愛知教育大学附属高校 自然科学部の生徒が参加しました。
 

 ② 7月8日の調査では55種類の動物を確認できましたが、今日は新たに11種類の動物を確認できました。
 その中で、ここ数年 激減していたチョウトンボ(蝶蜻蛉)が沢山飛び交う嬉しい光景を目にしました。


 ③ オスは、太陽光の角度によって虹色に輝く構造色がとても綺麗です。


 ④ オスが縄張りを張り、他のオスの追尾を繰り返している最中、メスは近くの草むらで休んでいます。

 
 ⑤ 遠目にはメスは黒色で地味に見えますが、やはり太陽光の当たり具合で輝きが見られます。


 ⑥ 高校生が来る前の9時には、チョウトンボの交尾する姿を目にしました。


ニホンヤモリ(日本守宮) ガラスを這う秘密!

2019年07月22日 | 動物
 ① 昨夜 TVを観ていると、孫が「ムシ、ムシ」と言い出しました。
 2歳の孫にとっては、小さな動く動物は、すべて「ムシ」です。
 網戸を見ると、ニホンヤモリ(日本守宮)がいました。
 灯火に集まる昆虫を食べに来たんでしょうねえ。



 ② 名前に、「日本」と付いていますが、日本固有種でなく、平安時代以降に大陸から入ってきたと考えれられる外来種です。
 網戸からガラスに移動してきました。
 どうやってガラスにくっつくことができるのでしょうか。



 ③ よく見ると、5本の足指に白いひだのようなものが見えます。
 これは、趾下薄板(しかはくばん)といわれるものです。
 この趾下薄板の表面には、ナノメートル(マイクロメートルの1000分の1)サイズの毛で覆われたマイクロメートル(1000分の1ミリ)サイズの剛毛が約50万本あります。
 これらの非常に細い毛が、壁の表面の凸凹に噛み合わさると、分子と分子の間で発生する『ファンデルワールス力』と呼ばれる力が発生して付着できます。
 スパイダーマンも趾下薄板(しかはくばん)が生えているんですかねえ。


今川「はすまつり」とバン(鷭)の親子、2回目の巣作り!

2019年07月21日 | 野鳥
 ① 今川のYさんから「はすまつりに来てください!」との電話がありました。
 今年は、報道されたコトもあって、多くの人がいました。


 ② 地元の人は、「毎日来ているけど、今日が一番良く咲いている」と言ってみえました。


 ③ テントでは、ボランティアの中学生や着物を着た子供が接待をしてくれました。
 ハスの花びらの上に和菓子が置かれ、ハスを愛でながらお抹茶をいただきました。


 ④ 隣の花池には、バン(鷭)の親子がいました。
 子は三羽です。


 ⑤ まだ、親から柔らかい植物を餌としてもらっていました。


 ⑥ しかし、もう一羽の親は、せっせと水草を積み上げ、2回目の巣作りに励んでいました。
 チャンスがあったら、産卵、孵化を撮りたいですねえ。


ヒガシキリギリス(東螽斯) 恋の鳴き声「・・チョ・ギ~ーッチョッ」

2019年07月20日 | 昆虫
 ① 樹の上では蝉が、草むらではヒガシキリギリス(東螽斯)が鳴いています。
 これまで単にキリギリスと呼んでいたものを、近畿を境にしてニシキリギリス(西螽斯)とヒガシキリギリス(東螽斯)に分けられることになりました。



 ② 普段、草むらの中で鳴いているので、めったに姿を見せることはありません。
 今回は、幸運にもオスが姿を見せ、「・・チョ・ギ~ーッチョッ」と鳴き、メスにアッピールしていました。
 キリギリスのオスは、前翅をこすり合わせて鳴きます。



 ③ 肉食性なので、草むらで獲物を探すのに、においを感じる長い触角が有効に働きます。
 また、前脚にはトゲが沢山生えており、捕らえた獲物を逃がさないのに有効です。
 しかし、長い後脚は、移動するのに不便な感じがしますねえ。


 ④ メスは、鳴かないので探すのに苦労しますが、偶然 近くでメスを見つけました。
 長い産卵管を地中に挿して産卵しますが、その様子を写したいものです。


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