喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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A KITE(1998) / KITE LIBERATOR (2008)

2022-06-21 01:07:41 | 邦画

元家千佳 さんに紹介されて鑑賞。

 

どちらもOVAである。

 

ハードボイルドアニメというジャンルであろう。

監督:梅津泰臣

音楽:アン・フー/石川智久

制作:アームス

 

アダルトアニメだが、アダルトシーンはおまけみたいなもの。

女性を性欲の捌け口としてしか見れない男て設定の敵キャラだが、女性を性欲の捌け口とだけ見ることって果たして可能なのだろうか。

女生徒が殺し屋稼業をやっているという、角川映画を彷彿とさせる設定。

アクションまでもがアニメ的であり得ないほど派手だが、観ていて楽しい。

双子の片方は何で依頼したんだ?

ラストは観客の想像に委ねている。

 

続編はヒットしてから制作しているので毛色が異なる。

進撃の巨人を彷彿とさせる(こちらが先だが)展開。

あんな質量無視した突然変異起こるわけねーだろ。

科学者、故意ではないのに射殺されてしまうとは…

 

一作目と違って何が描きたかったのか分からん

殺人組織が、本当に全国的に組織として成り立っていることが描かれると同時に、そこには踏み込まずにホラー要素を同時並行で入れていく。

前作ではヒロインがボスを殺すまでの心情の変化が描かれていたと思うが、

続編だと陳腐なもの急に描き始めたなーという感想しか。

あと梅津さんはフジテレビに恨みがあったんか?破壊してるけど。

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1 コメント

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Unknown (ぺんたろー)
2022-08-04 08:29:10
梅津氏によると70年代のドラマなど自分の触れた文化をブラッシュアップして復讐モノを描きたかったみたいですね。

続編は続きを作るつもりが今年になってもいっこうに話が持ち上がらないのを見るに、海外から見てもウケなかったんでしょーね。
まぁ第一作目でかきたいことかいちゃってますし。といいつつ、続編は尺削ったとゆーからよくわかりません。

エログロが実写ではなかなか描けない(倫理と予算のダブルパンチ)昨今ですが、約四半世紀後の現在、復讐劇に挑戦する酔狂者はいないのでしょーか。
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