喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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マイノリティ・リポート(2002) ★★★★☆

2018-09-24 02:54:30 | サスペンス
マイノリティ・リポート [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

BSプレミアムで録画したものを鑑賞。

監督:スティーブン・スピルバーグ

脚本:ジョン・コーエン、スコット・フランク

原作:フィリップ・K・ディック

製作:ヤン・デ・ボンetc

出演:トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン

音楽:ジョン・ウィリアムズ

製作:ドリームワークス

配給:20世紀フォックス

上映時間:145分

 

近未来の監視社会を描いたディストピア作品である。

舞台は西暦2054年のワシントンD.C.。殺人を未然に防ぐためのシステムが導入された同州では、殺人犯罪率は0%を誇り見事殺人のない世界を体現していた。

同システムはプリコグと呼ばれる三人の予知能力を有する女性の力を用いて構築されていた。ここらへんの設定がファンタジーっぽい。

犯罪予防局に勤めるトム・クルーズ演じる主人公のジョン・アンダートンは、仕事熱心で、同システムに対して疑いの余地を持たない。

殺人を未然に防ぐシステムの内容は、近い未来に起こるであろう殺人の映像を具体的にプリコグが映し出し、その映像を元に実際に殺人現場に向かい殺人実行数秒前に未然に阻止するというもの。

しかし逮捕される者たちはまだ殺人を犯したわけではない。この世界では重罪人は、スターウォーズのハン・ソロのカーボナイト冷凍のような状態にされてしまう。

システムが全国導入されようとする最中、司法省調査官のコリン・ファレル演じるダニー・ウィットワーはシステムの欠陥を探るべく組織に調査に乗り出す。

アンダートンとウィットワーの対立を軸にして物語は展開。

そして、プリコグがアンダートンを次の殺人者に予言する!

追う側の人間が追われる側になるというパターン。ウィットワーがアンダートンを追いつめる。

SF,ミステリー要素双方兼ね備えた作品。

 

アンダートンがとうとう予告された殺人現場に出くわすシーンが最高潮。それ以後の犯人捜しは長尺でだるい。

以上

 


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