Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ロボコン

2006年06月11日 19時46分36秒 | Weblog
今日は、国立オリンピック記念青少年総合センターなるところで
イベントが行われるというので、早速バイトに行ってきた。
今日も日本武道館で希望出したのに、
即左遷である。
まあ昨日よりは近いからいいけど。
小田急線なんて初めて乗ったんじゃないか。
参宮橋はすぐだったけど、
路線図を見て、町田のあまりの遠さに驚愕した。
やはりあそこは……いや、やめておこう。

集合場所は体育館だったので、
僕はてっきり運動系のイベントだと思っていた。
でも実際は違った。
『NHK 大学ロボコン2006』というロボットのコンテストだった。
各大学の生徒たちがルールに沿って、
自分たちのつくってきたロボットを対決させるというものだ。
これはアジア大会の選考会も兼ねていた。
集まった学生たちは典型的な理系という感じだった。
が、問題はそんなところではない。

熱い。

熱すぎるのだ。
僕は見ていて興奮してしまった。
今までロボコンなんて、ロボット好きが集まって、
勝手に自己満足に浸っているもんだと思っていた。
でも、今日生で見て、
僕は自分の視野の狭さを知った。
こんなところでも熱い魂が飛び交っていたのだ。
ロボットの形はどの大学も多種多様で、
それぞれが特徴を生かした戦略を練っていた。
速さを生かして、相手のロボットを妨害したり、
ゆっくりだけど安定した動きで着実に点をとったり、
おもしろいデザインで会場を沸かせたり。
他のお客さんたちも感嘆の声をもらしていた。
ロボット同士の熱いバトルの裏に、
それに賭けてきた学生たちの想いがひしひしと伝わってきた。
これは、青春を費やす価値があると思った。
手動ロボットと自動ロボットがあったんだけど、
手動はプレステ2のコントローラーを
改造したやつを使っているところもあって、
自分たち用にカスタマイズしているところに驚いた。
自動ロボットはスイッチを入れたとたん、
人の手を離れ、相手を妨害したり、ブロックを積み上げたりと、
勝手に動作を行っていて、それを作り上げた学生に尊敬の念を抱いた。
僕には無理です。
優勝したのは東京農工大だったけど、2位は東大で、
「やっぱ東大ってすげーわ」ってのが素直な感想。

ちなみにこれはNHKが主催なので、NHKのスタッフやアナウンサーもいた。
興味があるので観察していた。
この人たちも驚き。
スタッフ、特にカメラマンやADがしょっちゅう会場内を走り回っていて、
本当に大変そうだった。
カメラマンはあちこち動き回って画をとらないといけないし、
ADは試合と試合の間の競技場のメンテナンスが大変そうだった。
1つの試合が終わるごとにサッと出てきて、
前の試合の片付け、地面のごみ取り、モップがけをテキパキとこなしていた。
その姿はまるで「10秒以内にやらなきゃ即死亡」
という呪いにかけられているかのように、必死になってやっていた。
きっと彼らはまったく寝ていないだろうに。
アナウンサーもやっぱりすごいと思った。
まない。そしてその場に適した発言ができる。
いつでも笑顔。姿勢がピシッとしている。
どれをとっても今の僕に欠けているものを、
彼らはプロの技術で行っている。マジ尊敬。
特に『英語でしゃべらナイト』の松本アナのトークは、
その場に適した発言ができるだけでなく、
まわりをうまく盛り上げることにも長けていた。
かむことも止まることもなく、あーゆーふうにしゃべれるのはすごい。
台本やマニュアルがあっても、普通の人には無理だろう。
それに自分なりのアレンジを加えてまわりに発している。
どんなにバカに見えても、どんなに顔だけで入ったように見えても、
やっぱりアナウンサーってすごいなって思った。
機材とかも多くて、配線だらけで、
まるでジャングルのようになっていた。
この配線、一本抜いたらどうなるかって、
ちょーー気になったけど、
怒られるからやめといた。

でもこのバイト、ホント楽だよなぁ。
今日もほとんどイベントを見ているだけで、
気づいたら休憩。
僕はずっと寝ていたけど。
今日、これにバイト必要だったのか疑惑。
ただ体力はけっこう使うかも。
基本立ちっぱなので。
それにこういうバイトって、
やることがいっつも違って、
常に初心者状態だから、
精神的プレッシャーがものすごく大きい。
会場も毎回違うし。
今日なんてテレビ局との合同作業だったから、
ミスったら全国放映で恥さらしな上に、
こっぴどく怒られるかもしれないという恐怖にかなりビビッていた。
そりゃ数こなせば慣れるかもしれないけどさ。
でもいろいろ経験できるし、いろんな人と知り合えるから楽しいわ。

ひとり○○○

2006年06月11日 00時39分52秒 | Weblog
こんなときになぜバイトなんて入れてしまったのだろうという、
もう二度としないと誓った後悔を胸に、
今日僕は新木場という、
ディズニーランドに行くとき以外は使いようのない場所に向かった。
ここにあるスタジオコーストというところで、
ベン・ハーパーという外国人アーティストのライブがあるのだ。
しかもこの会場、めっちゃ暗い上に
室内ネオンがピンクとか青とかで、
目に非常に悪い環境だった。
しかもトイレまでもがそんな感じで、
「ラブホやん!!」ってツッコみたくなった。
(上の画像参照)

今週の土日は日本武道館にしてくださいって言ったのに、
いきなりここに飛ばされた。
左遷されて太宰府に向かった
大昔のお偉いさんの気持ちがわかったような気もする。
しかもバイトの人数も少なく、
シミズオクトからは僕を入れて2人、
別のイベント会社から4人というすさまじい人数だった。
その中の一人で、元黒夢の清春に似た人と仲良くなった。
大阪から出てきて、ギターをやっているらしい。
イケメンだった。

しばらくチラシ詰めを手伝っていたが、
途中から外の誘導へ。
僕は車の案内をやった。
初めて誘導灯というのを持った。
工事のおっちゃんが持っていて
交通整備するときに使うあれである。
赤くてスイッチを押すとピカッと光を放つ。
僕は思った。
「ライトセーバーやん!!」
今日のバイトはただ突っ立ているだけで、
たまに来る車を案内するだけなので、本当に暇だった。
僕は人がいないのをいいことに、
口で「ブンブン」言って、ライトセーバーの音を真似ながら
誘導灯を華麗に振り回していた。
途中から雨が降ってきたので、支給されたレインコートを身につけた。
フードをかぶった状態で看板に映った影を見ると、
まさにジェダイそのものであった。
無我夢中でジェダイの修行をしていたら、
トランシーバーで上司から怒られた。
あら、見ていたのね……。

一人スターウォーズごっこを封じられた僕は、
あまりの暇さを凌ぐため、
歌った。
最近の歌しか聞かないおバカさんたちは知らないかもしれないが、
その昔、プリンセスプリンセスという女性ロックバンドが存在した。
彼女たちの代表曲である『M』と『ジュリアン』、
中山美穂の『未来へのプレゼント』を熱唱していた。
マジいい歌。昔から僕の心を代弁してくれる。
何回も同じ歌を繰り返し歌っていたら、
今度は道行く人の視線が気になりだしたので、やめた。
あら、聞いていたのね……。

一人ライブが封じられた僕は、
最後の手段として筋トレをはじめた。
が、完治していない右足首をさらに痛めたため、
開始後2秒でやめた。
あら、ダメダメなのね……。

前回のプラレールとは打って変わって、
今回は放置プレイな上に、かなりこき使われて、
しかも9時間立ちっぱなしだったので、正直疲れた。
明日もバイトだー。

あ、もう一つ書くことが。
僕は、今日、初めて、
人に会うというだけで涙を流した。
一人スターウォーズごっこをしているとき、
けっこうゲストの人が車で来たのだが、
あるとき男性二人組がやってきた。
ふと助手席に目をやった瞬間、
「ケミストリーの堂珍やん!!!」
奥山風に言えば、「マジかっこいいわぁ☆」
335風に言えば、「まぁぢ、イケメン☆」
すばる風に言えば、「俺の方がイケメン☆」
てな感じで、顔が小さくて、肌がきれいで、
目が大きくて、本当にかっこよかった!!
日焼けしていて香ばしさも感じた。
実はゲストの人も駐車場がなくて、
けっこう離れたところに置いてもらうしかなかったんだけど、
堂珍は嫌な顔一つせずに
「あ、そうなんですか、わかりました。ありがとうございます」
といって潔く引き返してくれた。
こ、こんなにいい人が、芸能人にもいるのか……。
僕は今まで自分が持っていたイメージとのギャップに感動し、
涙が一粒こぼれた。マジ話です。
本当にかっこええわぁ。
友達が嫌いなハーフパンツ姿だったけど、
すっごいオシャレで、
嫌なこと全部ふっとびました。