今日もまたいつも通りの作業。
ルーティンワークが多いのが
小売のアルバイトの難点ではあるけれど、
なぜか今やっている仕事はそこまで飽きがこない。
たぶん商品の数が多く、一度では把握しきれないため、
出勤するたびに新しい発見があり、
それがささやかな刺激になっているのだろう。
新宿という立地からか、
お客さんの種類も様々で見ていて楽しいときもある。
でも、今日はいつもと違った。
普段通りの仕事なのに、
どこからか感じるいやらしい視線。
誰かが私を見ている。
でも、振り返ってはいけない何か強い力を私は感じた。
相手の姿は見えないのだけれど、
舐め回すように見つめるその視線は、
私の足元から頭の先へとゆっくり移動するのが
手にとってわかるぐらい、強い想いの込められたものだった。
初めは不安だった私の心は
次第にその視線に快楽さえ覚えるようになった。
心臓の鼓動がだんだん早くなっていく。
息遣いも荒くなり、抑えきれない衝動が全身を支配する。
そのとき、一本の人差し指が私の体に触れた。
びっくりして後ろを振り返ると……
うちぼり。
ルーティンワークが多いのが
小売のアルバイトの難点ではあるけれど、
なぜか今やっている仕事はそこまで飽きがこない。
たぶん商品の数が多く、一度では把握しきれないため、
出勤するたびに新しい発見があり、
それがささやかな刺激になっているのだろう。
新宿という立地からか、
お客さんの種類も様々で見ていて楽しいときもある。
でも、今日はいつもと違った。
普段通りの仕事なのに、
どこからか感じるいやらしい視線。
誰かが私を見ている。
でも、振り返ってはいけない何か強い力を私は感じた。
相手の姿は見えないのだけれど、
舐め回すように見つめるその視線は、
私の足元から頭の先へとゆっくり移動するのが
手にとってわかるぐらい、強い想いの込められたものだった。
初めは不安だった私の心は
次第にその視線に快楽さえ覚えるようになった。
心臓の鼓動がだんだん早くなっていく。
息遣いも荒くなり、抑えきれない衝動が全身を支配する。
そのとき、一本の人差し指が私の体に触れた。
びっくりして後ろを振り返ると……
うちぼり。