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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

インスタに子供の写真を載せるような感じだった『未来のミライ』

2018年07月27日 00時38分45秒 | 映画


設定は超絶好きだった。
昨年、一昨年と自分の祖父母が亡くなり、
彼らは昔どんな人で、何を考えていたのだろうと、
最近思うことが増えた身としては、
未来の妹や過去の家族に会えるという設定は
まさに夢のようで素敵だなと感じた。

だけど、話全体としては、ひとつの一貫した流れがあるというよりも、
いくつかのエピソードが合わさったオムニバス、、、
というほどそれぞれ独立しているわけではないのだけど、
そんな感じになってるのと、
そもそもなんでそんなことが起こるんだっていう原因が明確でなかったのが、
やや物足りなさというか、
予告から感じた「大冒険スペクタクル」的な印象との乖離があったように思う。

中身はどうであれ、
洋画だと「なぜこれが起こるか」
というのは割としっかり明示するからな。
魔法使いでした、人体実験でした、ウィルスでした、など。
それに慣れ親しんでると、
はっきりしないことがなんかむずがゆい(笑)

あとは、子供子供しすぎてて、
インスタに子供の写真を載せる行為の映画版みたいな感じもした(笑)
子供を持つ人と、そうでない人で評価分かれそう。

くんちゃんたちの住む家が素敵なのと、
ひいじいじゃんがかっこよすぎなのはポイント高いけど、
やっぱり『サマーウォーズ』が一番好きだな、
細田守監督のアニメの中では。

役所広司と福山雅治は昨年の『三度目の殺人』以来の共演かな。

ちなみに、今回の映画を見て、
俺も初めて妹が家に来たときのこと思い出した。
夏の暑い日、箱根でやった幼稚園のお泊り会から
祖母に連れられて帰って来たときだ。
和室で寝ていた母親の隣に、「なんかいるぞ」と。
あまりにも小さくて、
ほっぺをツンとすることすら怖かったのを覚えてる(笑)

懐かしいな。