Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

2018年10~12月期のドラマを半分見終わって

2018年11月12日 23時43分34秒 | ドラマ
今期のドラマも半分終わり。
最近よく見る形だけど、
今週から「第2章」に入るものがちょいちょいある。
1クールの中で展開を大きく分けるのは、
飽きがこなくていいね。

1.下町ロケット(TBS)
2.黄昏流星群(フジ)
3.僕らは奇跡でできている(フジ)
4.リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~(テレ朝)
5.今日から俺は!!(日テレ)
6.獣になれない私たち(日テレ)
7.大恋愛~僕を忘れる君と(TBS)
8.SUITS/スーツ(フジ)
9.中学聖日記(フジ)
10.ドロ刑 -警視庁捜査三課-(日テレ)

もうね、『下町ロケット』は圧倒的。
中2感満載で最高です。
セリフの言い方にアニメっぽさを感じる(笑)
「バースト・フレア」と同じ雰囲気で「特許侵害」とか言うからね。
『FF7』セフィロスの森川智之とか、
『FF15』アーデン・イズ二アの藤原啓治とか、
それに近い感じすらする(笑)

『黄昏流星群』は、
今期一番のトレンディで年甲斐もなくキュンキュンしてる。

『僕らは奇跡でできている』は、
マジでいろいろ勉強になる。
こんにゃくの知識が深まりました。
好奇心って大事。

『リーガルV』は、
米倉涼子のぶっ飛んだキャラが面白いのと、
弁護士同士で敵対する相手がいるのも見栄えする。

『今日から俺は!!』は、
もう毎週日曜日の癒し。
これ見て笑って月曜日を迎えられる。
ムロツヨシ、磯村勇斗、中村倫也が、
他のドラマとダブルで出てるのがギャップがあっていい。

『獣になれない私たち』は、
「あるある」と「ないない」のバランスのよさがすごく好き。
そして、新垣結衣の社長と後輩たちにイラつきすぎる(笑)

『SUITS/スーツ』は、
面白いんだけど、普通の弁護士モノになってきた印象。
「なんでも記憶できる」中島裕翔の特技が目立ってない気が。
そして、ここでも織田裕二は鈴木保奈美の管理下にあるんだな、と(笑)

『大恋愛』は、
第1話の超特急な展開がよかったのだけど、
だんだん話が緩やかになってきた。
あとはもうどの時点で、どこまで忘れているか、
かなあ。
今のところ泣けない。。。

『中学聖日記』は、
もう先生っぽさと生徒っぽさがなさすぎて、
禁断の恋感ゼロ。

『ドロ刑』は、
中島健人のキャラがややぶりっ子に寄り過ぎてて、
第1話の「実はすごい」というギャップが弱くなり、
やや面白味に欠けてきた気がする。

面白いのだけど自分の知識不足でいまだによくわからない『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』

2018年11月12日 00時33分25秒 | 映画


おお!けっこう面白い!
とはいえ、内容はいまだによくわかってないけど(笑)

俺のエウレカの知識が、
酷評されている前作の『ハイエボ1』のみなので、
正直わからないことが多すぎる。

とはいえ、アニメってだけで映像見ているだけで楽しいし、
世界観は好きだし、中2感溢れる藤原啓治さんの声やセリフが大好きなので、
ストーリー上の意味不明さを踏まえても面白い映画で、
さらにちょっと泣きそうになった。

バトルシーンのアネモネの表情が、
『エヴァ』のアスカっぽい気もするけど(笑)

そしてこの作品がFilmarks1000本目でした。

人の内面が爆発したような『生きてるだけで、愛。』

2018年11月12日 00時30分49秒 | 映画


タイトル通り、
人の内面が爆発しちゃったような映画だった。

ニートで躁鬱病である趣里の、
菅田将暉との共同生活や社会復帰を描いた作品なんだけど、
趣里の体当たりな演技がすごい。

頭から血流しながら街を疾走したり、
突発的に癇癪を起こしたり、
一糸まとわぬ姿で冬のビルの屋上にたたずんだりと、
いろいろ衝撃的。

ただ、それに勝るとも劣らないやべえやつなのが、
菅田将暉の元カノである仲里依紗。
趣里を追い出すために、彼女を半ば強引に働かせて稼がせるという奇行(笑)
結果、それが趣里の自立援助にもなるのだけど、
それをわかってやっているのかは不明。

他人に理解されない趣里だけど、
菅田将暉はそんな彼女にすべてではないけど共鳴する部分があり、
一瞬でもわかり合えた(と感じられた)だけで、
趣里はまた生きていけるのが、
まさに「生きているだけで、愛」なんだな。

アフター青春のその先がリアルで生々しい『ここは退屈迎えに来て』

2018年11月12日 00時26分57秒 | 映画


マジいい映画だった。
朝8時から見てたけど、まったく眠くならなかったわ。

橋本愛が卒業以来10年ぶりに、
高校時代に天下を極めていた同級生の成田凌に会いに行くって話で、
すごくよかったわ。

2004年、2009年、2013年の3時代の話が並行して進んでいって、
最後にすべてが繋がる形になるのだけど、
高校生のときに感じていたことや、
大人になってから想うことなどがとてもリアルで生々しく、
「あるなー」と共感できるところが面白かった。

成田凌、最近マジで映画出まくり(直近で見た3本すべてに出てる)なんだけど、
今回、高校時代に青春を謳歌していた役が個人的には一番好きで、
自分が高校のときはあそこまで「圧倒的」な人はいなかったと思うけど、
ああいう人、憧れる。
自分がなりたいとかではなく、
同級生としていて欲しかったよ(笑)

クラスのちょっと弱いやつを「いじめる」のではなく、
「いじる」バランスが敵を作らないポジションを確立するんだなと思った。
相手を単にからかって終わりだと、「いじめる」になるのだけど、
その相手とも「腹減ったからメシ食いに行くか」と気軽に誘って
普通に話す感じがポイントだと思う。
しかも特に仲良しというわけでもなさそう。

あとこの映画はセリフもいい。

渡辺大知の
「やりたくないことをやっていると、
 自分がなりたくないような人間になっちゃうよ」とか、
今聞くとグサリと来る。

門脇麦の
「椎名にとってのあたしって、
 あたしにとっての遠藤じゃないよね?」
っていうセリフも好き。
あれは自分の存在の肯定と否定のまさに崖っぷちなところだと思うから。

橋本愛は、2014年の『寄生獣』で高校生役を演じて、
4年経った今もまた同じ高校生役を演じられているのが、
時を止めてる感ある(笑)

こういう何かするってわけでもなく、
淡々と日常を描く映画は、
いかに共感を得るかが面白いと感じるポイントなのかなー。

奇妙な関係性の『ソフィーの選択』

2018年11月12日 00時24分25秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1982年のアメリカ映画。

第二次世界大戦の終戦後の時代。
作家を志す主人公(ピーター・マクニコル)が越してきたアパートで、
そこに住むカップル(ケヴィン・クラインとメリル・ストリープ)との交流を描いた話。

仲良しなのはいいけど、三角関係にならざるを得ない関係性がマジで奇妙。
みんなで地獄に突き進むようなものだ(笑)
しかもカップルの彼氏が重度のサイコパスで手がつけられない。
それに怯え、メリル・ストリープも結局彼から離れられない。
そんな彼女に恋心を抱く22歳で童貞の主人公。

なんだこれ(笑)

ただ、メリル・ストリープにはアウシュビッツにいた壮絶な過去があったり、
彼氏も本当は精神疾患だったりと、人物背景はかなり複雑。

唯一いい人だったのは、
童貞で純朴な主人公のみだったけど、
あんまり目立ってなかった(笑)

ラストは、甘酸っぱい終わり方。
ある意味うらやましい青春。

タイトルにもある「ソフィーの選択」とは、
彼女の過去のとある選択と、
物語終盤の選択、
2つを意味しているのではなかろうか。

当時33歳だったメリル・ストリープが、
自分とほぼ同い年なのに透き通るような肌の白さに驚くわ。