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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

王道ラブストーリーに"まさか"の展開でマスクびちょびちょになりながら観た『悲しみより、もっと悲しい物語』

2020年06月23日 21時28分16秒 | 映画


【基本情報】
 原題:比悲傷更悲傷的故事
 英題:More than Blue
製作年:2018年
製作国:台湾
⠀ 配給:ハーク

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:1/72
⠀ 感動😭:★★★★★★★★★★
切ない🥺:★★★★★★★★★★
⠀ 衝撃😳:★★★★★★★★★★

【ストーリー】
16歳の時に出会ったK(リウ・イーハオ)とクリーム(アイビー・チェン)。

二人はかけがえのないパートナーになるも、一線を超えることはなかった。

なぜなら、Kは白血病を患っており、いつ死ぬかわからない状態だったからだ。

Kは自分がいなくなった後もクリームが寂しくならないように、
歯科医である別の男性に彼女を託すことにした。

やがて、その男性とクリームは結婚することになるのだが、
そこにはまさかの真実が隠されていたのである。

【感想】
2009年の同名韓国映画のリメイクで、
2018年台湾国内映画興行収入ランキング第1位の作品。

もうね、大号泣。・゜・(ノД`)・゜・。
マスクびちょびちょ。・゜・(ノД`)・゜・。
2020年に日本で公開された映画の中で一番泣いた。・゜・(ノД`)・゜・。

ちょうど昨日オリジナル版を観て、
話のオチを知ってるにも関わらずこれだからね。。。

昨日もさ、「悲しみよりもっと悲しい」って、
すごい煽ってくるタイトルだなーと
やや斜に構えて観てたんだけど、
ラスト20分が本当にやばくて。。。
「マジで悲しみよりもっと悲しいじゃねえか。。。」って。

なので、今作においては感情的に
オリジナル版に引っ張られた感は否めないのだけど、
それだけオリジナル版は素晴らしいし、
それと同様に今作も号泣必至の感動映画。

初見だと、彼女の言動や歯科医の存在にマジでキレそうになって、
「このクソ野郎共めが!!」って思うんだけど、
真実を知ると「何も知らなくてごめんよおおおお。・゜・(ノД`)・゜・。」
って涙が止まらなくなる。

邦画でもカップルの片割れが病気の設定というのはよくあるし
(まるっとセカチュー系と僕は呼んでるw)、
自分が亡くなった後のことを考えて別の人にパートナーを託す話は、
織田裕二と吉田羊の『ボクの妻と結婚してください。』なんかがあるけど、
この映画は「まさか」の展開を作ることで、感動が5億倍ぐらい膨れ上がってる。

王道のラブストーリーの中に、
(僕は)予想がつかなかった意外な展開を入れたことを踏まえて、
現状1位となります。

でも、観るならオリジナル版の
韓国映画の方をオススメ(主演はクォン・サンウとイ・ボヨン)。

理由は、リメイク版はちょっと丁寧にしすぎちゃったかなっていう印象があるから。
全部タネ明かししてるから、その分わかりやすくはあるんだけど、やや余計かなって。

オリジナル版の方が、以下3点において個人的に好き。
・観客に想像の余地を残している
・シーンのつなぎが秀逸
・上記2点のおかげで、驚きがより大きくなる

とはいえ、リメイク版もいい映画だよ!
人によっては設定がおかしいとか、オリジナル版の方がいいとか、
いろいろ意見もあるし、それらも十分に理解できるけど、
個人的にはそんなの余裕でカバーできるぐらいの感動がこの作品にはありました。

あー、泣いた。

映画『悲しみより、もっと悲しい物語』公式サイト

映画『悲しみより、もっと悲しい物語』公式サイト