【個人的な評価】
2022年冬ドラマで面白かった順位:7/10
ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
【ジャンル】
コメディ
ホームドラマ
【元になった出来事や原作・過去作など】
なし
【あらすじ】
東京のとある郊外に建つマンション。
そこに、中越チカラ(松本潤)と妻の灯(上戸彩)、
そして娘の愛理(鎌田英怜奈)と息子の高太郎(大平洋介)という
1組の家族が移り住んでくる。
優柔不断で困っている人を放っておけない性格の夫と、
テキパキしっかり者の妻。
ちょっぴり大人びた姉と無邪気な弟。
そんな一家がやってきたマンションには、
とても個性豊かな住人たちが暮らしていた。
人の話をじっくりと聞く才能はあるのに、
多くの人の話を聞きすぎて逆に悩んでしまうチカラ。
「人を救いたい」、「周囲を平和にしたい」
という想いがすべての行動原理である彼だが、
いつも中途半端に他人の問題に関わってしまい、
事態は思わぬ方向へ。
果たして、
彼はマンションの住人たちとうまくやっていけるのだろうか。
【感想】
昭和~平成初期ぐらいなら
「わかる」と思ったかもしれないドラマだったかなあ。
令和の今ではちょっと「わからない」(笑)
◆チカラの中途半端なおせっかいは共感できず
このドラマで「わからない」と思った部分は、
どうしてそこまで他人の家庭に首を突っ込むのかということ。
リアルな人間関係が希薄な今だからこそ、
っていうのはあるのかもしれない。
とはいえ、同じマンションに暮らしていても、
隣にどんな人が住んでいるかわからない現代だと、
チカラの対応はかなりお腹いっぱいになりそう(笑)
これが社宅とか、
同じ学校に通う子供がいるファミリー層がメインとかならまだしも。
そもそも、自分から他人の揉めごとに突っ込んでいくのは、
もはや火の中に身を投げるようなもの。
自分の家庭を疎かにしてまでやることじゃないのでは、、、
と観ながら思ってた。
まあ、それをやっちゃうからドラマになるんだけど(笑)
◆チカラの原動力とは
最終回で、なぜチカラが他人のことに首を突っ込むのかがようやく判明。
子供たちによりいい世界を残すのが大人の役目。
そのために、身近な人が安心して生きられる世界を作ると。
だから、自分にできることをコツコツやって、
少しずつ変えようとしてた。
それは、チカラが父親の言葉に影響されたこと。
せっかくなら、もう少し父と母のエピソードは知りたかったかな。
セリフの中でしか出てこないから、
父親の言葉を引用されても、
あんまりピンと来ない(笑)
◆そんなわけで
「こんな松潤見たことない!」
ってぐらいにはなかなか珍しい役どころだった。
見た目が若すぎるせいか、
父親感ゼロだったから(笑)
個人的には、ソニンのベトナム人役と、
清水尋也の表情が難しい青年役がすごくよかったと思う。
木曜ドラマ『となりのチカラ』|テレビ朝日
2022年1月20日スタート!毎週木曜よる9時放送!テレビ朝日 木曜ドラマ『となりのチカラ』番組サイト。主演:松本潤×脚本:遊川和彦 新時代の《中腰ヒーロー》が誕生!テレ朝...