「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1994年のフランス・アメリカ合作映画『レオン』。
家族を殺された少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)と
暗殺者のレオン(ジャン・レノ)の交流を描いた90年代を代表する名作のひとつ。
今観ても当時のナタリー・ポートマンの演技がすごくて。
復讐を誓った覚悟と自らも命を狙われるという、
子供なのに子供ではいられない過酷さが、
彼女を嫌でもクールにしてしまう中で、
時折見せる少女っぽさが映える。
レオンは一匹狼の冷酷な暗殺者なのに、
観葉植物を愛でるところや、
出会ったばかりのマチルダを豚のキッチン手袋でなだめるなど、
お茶目なところがあるギャップはいつ見てもいいなと思う。
ゲイリー・オールドマンもかっこいいんだよなあ。
あのラリったマトリ。
当時37歳でしょ。
自分があと2年であれになれる気がしない(笑)
最後のマチルダとレオンが別れるシーンも、
『ターミネーター2』を彷彿とさせて泣ける。。。
なお、この映画が好きなら
1980年公開のアメリカ映画『グロリア』も参照されたい。
『レオン』の元ネタ?っぽい映画で、こちらは少年とおばさんです。
(日本の『子連れ狼』にヒントを得たらしい)
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