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スプラッター少なめ、刑事サスペンス多めで、「あー、そういう感じ?」だった『スパイラル:ソウ オールリセット』

2021年09月10日 22時44分17秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:134/189
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
サスペンス
ホラー
スプラッター
刑事モノ
人肉

【あらすじ】
地下鉄の線路上。
舌を固定され、宙吊りの男。
舌を引き抜いて生きるか、
ぶら下がったまま死ぬか?

猛スピードの電車が轟音を立てて迫り、
やがて無残にも男の体は四散する。
それはジグソウを凌駕する猟奇犯が仕掛けた、
新たなゲームの始まりだった――。

ターゲットは《全て警察官》。
不気味な渦巻模様と青い箱が、
捜査にあたるジーク(クリス・ロック)と
相棒ウィリアム(マックス・ミンゲラ)を挑発する。
やがて、伝説的刑事であるジークの父・マーカス(サミュエル・L・ジャクソン)までもが姿を消し、
追い詰められていくジーク。

ゲームは追うほどに過激さを増し、
戦慄のクライマックスが待ち受ける。

【感想】
『ソウ』シリーズ最新作。
この映画のために過去作すべて観たので、
この1週間はソウ漬け。
もはや人生の半分ぐらいの
スプラッターを吸収したかもしれない(笑)

予告はだいぶ煽ってはいるけど、、、
正直インパクトは薄かったかなー。
巷では「ジグソウを凌駕する猟奇犯」やら
「凄惨で新しいゲーム」やら言われているけどね。
個人的には「いや、ジグソウの方がヤバかったでしょ」って思う。

このシリーズに何を求めるかによるけど、
スプラッターを期待していると、
だいぶ物足りないかも。
その分、サスペンス要素が強くなっていて、
これは前作に引き続きって感じ。

このシリーズ、『1』は秀逸な設定で面白かった。
続く『2』~『7』がただのスプラッターなんだよね。
よくもまあそんな装置作るよねってぐらいの殺人装置に囚われる人々。
体の一部を犠牲にないと抜け出せない構造。
で、ほとんどの人がグッチャグチャになって死ぬ。
「そんなんなる?」ってぐらいに腸は出るし、
骨は出るしのB級感(笑)

8作目の『ジグソウ:ソウ・レガシー』(2017)から方向性が変わったかな。
スプラッターシーンは控えめになり、
推理要素が強くなった。
真犯人が誰かを追っていく展開で、
ラストに驚きの結末っていう。

今作はその流れを引き継いでいる。
相変わらず死に方はエグいけど、
そこはもはや見せ場ではない。
警察官が次々と殺されていく中で、
真犯人を追う刑事モノを主軸にしたサスペンス映画だ。
その点、緊迫感とスピード感はあったと思う。

とはいえ、ラストのオチを観ても特に驚きはないぐらい普通(笑)
というか、1週間ずっとこのシリーズを観ていた身からしたら、
もうそのオチしかないよねって思っちゃう。
多分、勘のいい人ならすぐにわかるかと。。。

あと、特に印象的な部分としては、
人が殺される背景が過去作と一線を画すかなってこと。
シリーズを観てきた人にしか違いがわからないかもしれないけど。

これまではジグソウの思想が色濃く出ていたんだよね。
「命のありがたみを知って生きる」
「過去に犯した罪を償う」
囚われた人々はジグソウとは何の関係もなく、
その生き方を改めるためにゲームに参加させられていた。

ところが、今作はそうではない。
ジグソウの模倣犯である"真犯人"は、
ある強い目的のために行動しているわだ。
それが何なのかは、
ぜひその目で確かめて欲しい。。。

全体的にそこまで衝撃的ではないけど、
内容からして観るなら映画館がいいかな。
ちなみに、続きはありそうな予感。
この映画のヒット次第だとは思うけど(笑)

映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト 9.10(fri)

映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト 9.10(fri)

 


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