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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

文学的な映画『燃ゆる女の肖像』

2020年12月13日 19時48分58秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Portrait de la jeune fille en feu
 英題:Portrait of a Lady on Fire
製作年:2019年
製作国:フランス
 配給:ギャガ

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:180/193
 ストーリー:★★☆☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:☆☆☆☆☆

【あらすじ】
画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)はブルターニュの貴婦人から、
娘のエロイーズ(アデル・エネル)の見合いのための肖像画を頼まれる。
だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。

画家であることを隠して近づき、
孤島の屋敷でひそかに肖像画を完成させたマリアンヌは、
真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。
描き直すと決めたマリアンヌに、
意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。

キャンバスをはさんで見つめ合い、
美しい島を共に散策し、
音楽や文学について語り合ううちに恋に落ちる2人。

約束の5日後、肖像画あと少しで完成となるが、
それは別れを意味していた。

【感想】
今年多いな、同性愛の映画。
この作品は画家と被写体という関係性の中で、
女性2人が恋愛関係に発展していく話だけど、
前半はマジで退屈(笑)

この映画、モブ以外で男は出てこず、
BGMも一切ない(例外として、儀式のときに歌を唄うのと、最後にコンサートのシーンがあるけど)。
だから、本当に静かな中で、セリフも少なく、
ひたすらに絵を描いていくだけだから、動きが少ないのだ。

その中でマリアンヌとエロイーズの
機微な関係性の進展を楽しむというものもあるかもしれないけど、
ブラックバスター映画好きの身からしたら、
こういう静かな文学的な映画はあまり得意ではない(笑)

ただ、後半は2人がお互いの気持ちに気づき、
艶かしい絡みも出てくるので、やや引き込まれやすくはなる。

物語の最後に、これまで2人で話した中で
印象的なエピソードを入れ込む工夫はロマンチックだなと感じた。

同性愛をモチーフにした映画は何個も観てるけど、
やっぱり個人的にはちょっとわからないなー。

でも、こういう映画って批評家の評価も映画レビューサイトの点数も総じて高いよねw

映画『燃ゆる女の肖像』 公式サイト

すべてを、この目に焼き付けた——2020年12月4日(金)TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー

映画『燃ゆる女の肖像』 公式サイト

 


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