【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:21/218
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
映像:★★★★☆
音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★★
【要素】
コメディ
アクション
ファミリー
怪盗
ミュージカル
全集中の呼吸(鬼滅の刃)
タイムトラベル
【元になった作品出来事や原作・過去作など】
・小説
横関大『ルパンの娘』シリーズ(2015~)
・テレビドラマ
フジテレビ系『ルパンの娘』シリーズ(2019~)
【あらすじ】
代々泥棒一家“Lの一族”の娘として生まれた三雲華(深田恭子)は、
家業を継ぐことを拒み、
普通の人生を求め、
図書館司書として働いていた。
運命的な出会いから、
代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)と
許されざる恋に落ちた華は、
いくつもの障害を乗り越えて、和馬と結ばれる。
全国に指名手配されていたLの一族を
表向きには死んだことにしているため、
2人の結婚は事実婚。
和馬は職場では独身としてふるまい、
華の存在はないことにされていた。
それでも2人は、
最愛の娘・杏(小畑乃々)を授かり、
幸せな毎日を送っていた。
そんなある日、華の父・尊(渡部篤郎)が泥棒引退を宣言。
これまで迷惑をかけたお詫びにと、
華と和馬にちょっと遅めの新婚旅行をプレゼントする。
親子水入らずでディーベンブルク王国観光を満喫していると、
そこにはLの一族が!?
実は尊はこの国で、
Lの一族最後の大仕事を計画していたのだった。
しかしその夜、
杏が謎の集団にさらわれ、
引き換えにこの国に眠る伝説の王冠を要求される。
二度と着ないつもりだった泥棒スーツに再び身を包んだ華は、
尊、母・悦子(小沢真珠)、祖母・マツ(どんぐり)ら一族と共に、
王冠が眠る難航不落の城に忍び込むが、
そこに謎の敵“JOKER”が立ちはだかる。
すべてはLの一族絶滅のための罠だったのだ…!
和馬も人質に捕られ、
事態はどんどん予測不可能な展開に。
そして、ついに姿を現したもう一人のLの一族・三雲玲(観月ありさ)。
一族を離れ、
普通の生活を送っていたが、
ある出来事で死んだとされていた玲が
再び華たちの前に現れた目的とは!?
すべての真相には、
決して盗み出せない家族の絆があった――。
【感想】
これは面白い!
もともとテレビドラマはずっと観ていたんだけど、
映画がこうも面白くなるなんて!
正直、ドラマのシーズン1はそこまでハマらなかったんだよね。
それが、シーズン2で円城寺さん(大貫勇輔)が振り切ってから、
妙に中毒性が出てきて(笑)
視聴率的にもシーズン1はずば抜けてよかったわけではなかったそう。
でも、子供たちに人気ってことで、
シーズン2の制作に踏み切ったらしい。
そのせいか、映画館にも小さい女の子がチラホラいた。
怪盗×アクション×ミュージカル×全集中の呼吸(鬼滅の刃)って、
とにかく要素が多い作品。
なんだけど、今回はさらに驚きの要素も加わって。
原作の小説は読んでいないけれど、
ドラマ版はゆるい茶番劇がメインで、
割と何でもありな世界観。
それがよかったのか、
もはや後付けのような設定であっても、
まったく不自然にならないのが
このシリーズのいいところ。
今回の劇場版も茶番劇をメインに、
円城寺さんの謎のミュージカルありーの、
アクションありーので、
笑いと興奮を味わえるのが楽しい。
ところが、それだけじゃなかったのが、
この映画のポイント!
先にも書いた驚きの要素に驚きつつ、
その裏に隠されたLの一族の秘密が明らかになる展開。
そこが家族の絆を前面に出してきた感動エピソードでね、、、
泣いたわ。。。
『ドラえもん』もさ、
テレビアニメの牧歌的な感じとは打って変わって、
劇場版は感動的だったりするじゃない。
ジャイアンがいいやつだったりして。
そんな感じで、
この映画もドラマ以上のスケールで感動させてくるから、
もうメッチャ好きだわ。
笑いと涙と興奮とスリル、
2時間の中でこれだけ感情を刺激してくるから、
うまい作りだなって思う。
とはいえ、ドラマ版を観てないとわからないかも(笑)
話もつながってるし、
キャラクターへの愛着もあるから。
ドラマ版が好きだった人は間違いなく楽しめるでしょう!
それにしても、円城寺さんの歌、
よく聴くと歌詞が全然大したこと言ってないのが余計に笑える。
「炎は~あったかい~」とか、
当たり前のことをさもすごそうに歌うのがツボる要因(笑)
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