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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ノスタルジーさが半端なく心地よい『ニュー・シネマ・パラダイス』

2019年09月01日 19時05分27秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1988年のイタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス』。

今さらながら初めて見たけど、
とてもいい話じゃないか!!
映写技師のおじさんアルフレードと
映画好きな少年トトの交流がメインの話だけど、
映画好きな人は好きな映画だなと思った。

映画監督として成功した中年のトトが、
アルフレードの死をきっかけに、
自身の少年時代の出来事や、
青年時代の恋愛などを回顧していく流れで、
ノスタルジー感満載の心温まる内容だった。

小さな村で唯一の娯楽であった映画に人々が押し寄せ、
熱狂する光景が感傷的で、
今でこそシネコンが幅を利かせて全席入れ替え制だけど、
僕が小さい頃は、劇中にあったような通路に座るとか、
立ち見客で溢れるとか、普通にあったなあって。

映写技師という職業も今ではほとんどないのだろうが、
昔『こち亀』でも映写技師のエピソードがあって、
それも思い出した。

劇中で流れる映画はひとつも見たことがないのだけど、
ラストで流れる切り取ったフィルムを繋げた男女のキスシーン集は、
冒頭のシーンとの関係性が見えて素敵だなと思う。

ただ、トトが映画監督になっていたという設定だけは作中ではわからなかった(笑)

今日見たのは通常版だけど、
完全版には中年になった元カノのエレナが出てくるそうなので、
そっちも見てみたい。


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