2019年公開映画160本中64位。
2時間殺し合うだけの映画でした。
シリーズを経るごとにどんどん方向性が
独自路線になってる気がする。
むしろ、よく三作目を作ったなという印象。
殺し屋を引退したキアヌ ・リーヴスが、
『1』で亡くした妻の形見である犬を殺され、
その復讐のために再び殺し屋に戻り、
『2』で闇社会のルールを破ったことで
世界中から狙われるハメになり、
『3』でその追手たちとガチバトルするという
“エビバディキリングエンターテインメント”。
シリーズの最初からそうだけど、
とにかくストーリー性は薄くて、映画の7割が殺し合いなんだ。
撃って、撃って、殴って、斬って、刺して、
撃って、撃って、蹴って、撃って、撃って。
もうね、長い。
映画におけるバトルシーンは大好物だけど、
そんな僕でも食傷気味になるほど長い(笑)
バイクに乗ったハイウェイバトルもあるんだけど、
『FF7』かよって(笑)
しかもなんだ、追手の一人が
カタコトな日本語を話す日本人役?で、
「ジョン・ウィック、あなたのファンでした」と。
さっきまで殺そうとしてたやんけ!!
ってツッコミたくたくなったわwww
そんな彼との戦闘が一番長いんだけど、
子供のケンカかってぐらい、
お互いポカポカ殴り合って、
ザシュザシュ斬り合ってて、
「なんだこの時間、戦いを通じてイチャついてるのか?」
って思うほど(笑)
その独特な感じが、
ややクエンティン・タランティーノ感あるんだよなあ。
(戦いのシーンだけね)
でも、この映画で特徴的なのが、
その殺しのシーンでもあるんだよね。
必ず頭を狙うんだわ。
殴るのも、刺すのも、斬るのも、撃つのも。
だから、けっこう映像はエグい。
目ん玉にナイフ刺してるし、
斧で頭カチ割ってるし。
頭狙うのはゾンビ映画の十八番みたいなもんだけど、
「殺さなきゃ殺される」状況だから、
確実に仕留めるためなんだろうな。。。
終わり方が「え?」ってぐらい唐突で、
続きがありそうな臭いぷんぷんするんだけど、
とにかくキアヌ様が人をぶっ殺しまくる姿を見たい人はどうぞ映画館へ(笑)
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