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不気味の谷を越えつつある『キャッツ』

2020年01月25日 09時26分01秒 | 映画


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:13/13
 歌🎤:★★★★☆
踊り🕺:★★★★☆
 猫🐈:★★☆☆☆

人生初の『CATS』でした。

とりあえず予告の時点から感じていたことではあるけど、、、不気味である(笑)
あの特殊メイクはすごいけど、リアルすぎてちょっと不気味の谷感あるわ。
猫なのか、人なのか。
『ワンピース』のロブ・ルッチの実写版ではないのか。
(むしろ、そっちの方が納得)

顔と手だけ普通に人間だから、余計に違和感あるんだよね。
生で観たことないけど、劇団四季のメイクレベルがちょうどいいような。

で、ストーリーなのだけど、これまたわかりづらくて。。。
事前にあらすじ見といてよかった。。。

ジェリクル・キャッツと呼ばれる猫の集団があって、
“ジェリクル舞踏会”が行われる日に、
選ばれた一匹だけが天上に送られ、
生まれ変わることができるって話。

何をもって選ばれるかというと、とにかく歌って踊るだけ。
その中から長老であるオールドデュトロノミーが選ぶって感じ。

シンプルではあるんだけど、何がわかりづらいのかっていうと、まず設定が謎だなって。
そもそも「生まれ変わるって何?!」って思った。
そういう輪廻転生的なファンタジーな世界観なのかなって。

次に、猫たちの歌の歌詞が全然頭に入ってこないんだよね。

基本は自己紹介というか、これまでの自分の人生や今の生き方についての歌だから、
それ自体はわかるのだけど、、、みんな中身がバラバラで、
単に自己アピールの歌でしかないから、それぞれが結びつかない。

で、他のミュージカル映画と違って、そんな歌が9割も占めるもんだから、
感情移入もへったくれもなく、気づいたら1匹選ばれてましたと(笑)

でもね、歌とダンスだけはすごいよ。。。
邦画では絶対にお目にかかれないクオリティ。

なので、総じてつまらなくはないんだ。
わかりづらいだけで。
何回か観ればよさもわかりそうではある。

舞台を観てないから比較はできないけど、
もともとこの作品が好きな人なら観てもいいんじゃないかな。
ただ、他に観た方がいい作品がいっぱいあるのは事実(笑)

公式サイト


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