【個人的な評価】
「午前十時の映画祭11」で面白かった順位:12/20
ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★☆
【要素】
ディズニー
ストップモーション・アニメーション
ホラーテイスト
ファンタジー
ハロウィン
クリスマス
【元になった出来事や原作・過去作など】
なし
【あらすじ】
ハロウィン・タウンのカボチャ大王、ジャック・スケリントンは、
来る日も来る日もハロウィンの準備に明け暮れ、
怖がらせる仕事にすっかり飽きてしまっていた。
そんなある日、ジャックは迷い込んだ森の中で
クリスマスツリー型のドアを発見。
くぐり抜けるとそこは、
白い雪と可愛いデコレーションに包まれた街、
クリスマス・タウンだった。
初めて見る光景に魅せられたジャックは、
自らクリスマスを再現しようと研究を開始するが―。
【感想】
「午前十時の映画祭11」にて。
1993年のアメリカ映画。
『キングダム ハーツ』(2002)でプレイはしたけど、
映画は初めて。
むしろ、『キングダム ハーツ』の再現度が高すぎるなと、
あのゲームを改めて再評価したくなるほど。
ハロウィンとクリスマス、両方のイベントを堪能できる、
まさにシーズンを代表する世界観だと思った。
東京ディズニーランドのホーンテッドマンションが期間限定で、
この作品とコラボする意味がようやくわかった。
1993年の時点でこのドールの柔らかな動きはすごい!
顔の表情からドロドロしたクリーチャーの粘液の動きまで、
細かいところまで表現できていて。
あの活き活きとしたキャラクターたちは、
今観てもチープ感なく、
普通に楽しめる作りになっている。
ストーリーも汎用性がある教訓というか、
他のことにも当てはまりそうで共感しやすい。
ハロウィンで人を脅かすことに飽きたジャックが、
隣の芝生は青く見えるじゃないけど、
クリスマスにうつつを抜かして、
自分が本来やるべきことを見失ってしまうのは、
現実世界でも同様のことを経験している人は多そう。
最後はハッピーエンドにはなるけれど、
ジャックはだいぶ自分勝手な印象を受ける。
クリスマスを乗っ取り、
散々メチャクチャにして、
「やってしまった。。。僕はすべてを失った。。。」
とちょっぴり後悔しつつも、
「やっぱり僕はハロウィンだよね!」つって、
台無しにされたクリスマスの後始末はサンタさんがやるっていう。
いや、そこはおまえも手伝えよとは思ったけど(笑)
逆に、誘拐されてブギーに殺されそうになった挙句、
クリスマスの後始末をしなくてはならないサンタさんの
踏んだり蹴ったり感がかわいそう(笑)
ハロウィンとクリスマスには観たくなる1作だねー。
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