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『世にも奇妙な物語』が好きならハマりそうな『聖地X』

2021年11月23日 23時47分24秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:169/250
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【要素】
ミステリー
サスペンス
世にも奇妙な物語

【元になった出来事や原作・過去作など】
・舞台
 イキウメ『聖地X』(2015)

【あらすじ】
小説家志望の輝夫(岡田将生)は、
父親が遺した別荘のある韓国に渡り、
悠々自適の引きこもりライフを満喫中。
そこへ、結婚生活に愛想をつかした妹の要(川口春奈)が転がり込んでくる。

ところが、韓国の商店街で日本に残してきた夫の滋(薬丸翔)を見かける要。
その後を追ってたどり着いたのは、
巨大な木と不気味な井戸を擁する和食店。

無人のはずの店内から姿を現したのは、
パスポートはおろか、
着の身着のままの記憶さえもあやふやな滋だった。
輝夫と要は別荘で滋を捉えるが、
東京にいる上司の星野(真木よう子)に連絡すると、
滋はいつも通り会社に出勤しているという。
では、輝夫と要が捕まえた滋のような男は一体誰なのか?

さらに、妻の京子(山田真歩)が謎の記憶喪失に襲われた和食店の店長・忠(渋川清彦)は、
「この店はやっぱり呪われているかもしれません」と言い出す始末。
日本人オーナー江口(緒形直人)いわく、
店の建っている土地では、
過去にも同じように奇妙な事件があったことがわかってくる。

負の連鎖を断ち切るため、
強力なムーダン(祈祷師)がお祓いを試みるも、
封印された“気”の前には太刀打ちできない。
この地に宿るのは神か、
それとも悪魔か?

彼らはここで繰り返されてきた数々の惨劇から逃れ、
増幅し続ける呪いから解放されることはできるのか!?

【感想】
全編オール韓国ロケだけど、中身は邦画。
予告はメッチャホラー感出てて、
観ようかどうしようか迷ったけど、結果観てよかった。

やや怖い雰囲気はあるものの、
ホラーというよりミステリーやサスペンスっぽい感じかなー。
いや、そのどれにも当てはまらなそうな感じもするけど。。。
何にせよ、『世にも奇妙な物語』にありそうなエピソードなので、
ホラーが苦手な人でも安心して観れると思う。

この手の映画はいろいろ書くとネタバレになっちゃうので難しいな。。。
東京にいるはずの要の夫が、
なぜか韓国にもふらりといて、
「お前は誰だ!」って真相を追っていく映画。

世間の評価は低いんだけど、
個人的には楽しめた。
その韓国にいる要の夫とされている人物の正体と、
そういう存在があるっていう物語の設定、
そしてその人物を「どうにかする」秘策がうまいなって思った。
もともとは舞台で上演された話らしいけど、
風景がいろいろ変わる映画の方が、
人物の立ち位置を把握しやすい気もする。

ただ、これはちょっと予告詐欺感もあるんだよね。。。
古井戸って日本人にとっては『リング』のせいで、
ホラーの代名詞みたいな認識だと思うんだよ。
そこを意味ありげにするから、
怖いと思っちゃったけど、、、
中身は全然違うから。
「映画の予告はいかにミスリードを誘うか」みたいなことは
『ポンポさん』でも言ってるけど、
これはホラーを期待していた人はがっかりするかもしれない(笑)

あと、要を演じた薬丸翔(ヤックンの息子さん)の演技もよかった!

映画『聖地 X』

映画『聖地X』11月19日(金)劇場・配信/同時公開! 主演・岡田将生。世界にはまだ、行ってはならない場所がある。想像を絶する悪夢がはじまる...

映画『聖地 X』 -

 


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