Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

意外と真面目なことを考えさせられる『伊藤くん A to E』

2018年01月13日 00時21分52秒 | 映画


伊藤!おい伊藤!
人生たっのしそうだな!
とても痛おかしい映画だった!
バラエティとかでの岡田将生を見ると、
この役合ってるなと思った(笑)

でも、彼の生き様にもきちんと理由がある。
それを聞いたとき、これは単なる伊藤劇場ではなく、
矢崎女史との生き様のぶつかり合いだと感じた。

これから観る人は、
自分が「人生をどう生きたいか」ということを考えておくと、
伊藤と矢崎女史のやり取りを観たときに、
何か思うことがあるかもしれない。

若い頃は、自分の価値観とそぐわない生き方をしている人に
嫌悪感を感じたり、変な正義感を振りかざして正そうとしたりするけれど、
ある程度歳をとって、「まあ、自分がよければいいんじゃない」的な、
他人に対して寛容というか、
自己と他者の違いについての諦めというか、
ある意味興味がなくなってきたとき、
伊藤と矢崎女史の違いが、人によってどう映るかは興味ある。

別に正解なんてない中で、
勝ちにこだわる人生か、
負けても打席に立ち続ける人生か、
戦わずにいることで負けもしないが勝ちもしない人生か。

他者の意見をものともしない強者もいれば
、そういうのを極端に気にする人もいる中で、
伊藤のスタンスは共感できるな、俺は。
「逃げ」に映るかもしれないけど、それは「守り」にも見える。

まあ、どんな生き方でさえ、無様でも自分のやり方を貫くと、
それはそれで味になるのかなと、
意外にもそんな真面目なことを考えてしまう映画でした。

名セリフのオンパレード『anone』:第1話

2018年01月11日 02時01分23秒 | ドラマ


「努力は裏切るけど、あきらめは裏切りません」

「大切な思い出って、支えになるし、お守りになるし、
 居場所になるんだなあって思います」。

「大丈夫は2回言ったら、大丈夫じゃないってことだよ」

「誰だってね、過去に置いてきた自分っています。
 今さらもう、過去の自分は助けてあげられないんだから、せめて今をー」

いやあ、もうさ、すごいよね。
坂元裕二の脚本は。
何気ない言葉で多くの共感を呼べそうなセリフがうまい。。。
この人のドラマだけ、見ていてメモを取っちゃう(笑)

過去には『東京ラブストーリー』、
最近だと『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』や『カルテット』、
どれもそう(笑)

何をどう生きたら、こんな文章やセリフが生み出せるのだろうか。

しかもさ、奇をてらった話じゃないんだよ。
普通にそこらへんにありそうな、リアルな設定や世界観なのに、
どこか小説っぽくもあり、そして綺麗に物事が進んで行く。
時として、「それ都合よすぎだろ!」って思うときもあるのだけど、
ちゃんと繋がっていたりするから。

今日だって、広瀬すずを含んだあの女の子3人のやりとりとか、
人間の闇をスッと入れ込んでて、それが自然で妙にリアルで。

ドタバタ劇じゃないのに、ドタバタが書けるすごさ。
これは脚本を少しでも学ぶと余計に、
そのすごさにただただ驚きと嫉妬を感じる。

今のところ、このドラマ、トップです。

メディアへの復讐劇『FINAL CUT』:第1話

2018年01月09日 22時38分14秒 | ドラマ


どこぞの映像編集ソフトと同じ名前かと思ったら、そういうこと(笑)

メディアの印象操作により
母親を亡くした亀梨和也のふ く し ゅ う げ き!
Yeah, revenge, ha-ha-ha!

この前の『トドメの接吻』に続きサスペンス物だけど、
主人公の目的がはっきりしている分、
こっちの方がわかりやすくて見やすい!

事件の真相と亀梨の恋の行方やいかに!

脚本は『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』や
『電車男』、『ヘルタースケルター』、
『ボクの妻と結婚してください』の金子ありさ。

来週から楽しみ。

ホラー感満載の『トドメの接吻』:第1話

2018年01月08日 00時03分37秒 | ドラマ


今クールのドラマ第1弾!

賢人に将暉に真剣佑に、ここ最近ドラマに映画に出まくりんこなところ揃えてきたな(笑)
でも意外にも山崎賢人は連ドラ初主演らしい。

キスされると1週間時間が戻るっていう話だけど、
第1話はいろんな謎が続出して、思った以上に面白かった(笑)
山崎賢人が狙われる理由や小市慢太郎の怪しい絡み、
新田真剣佑と新木優子の関係、菅田将暉の存在、
そもそもキスされるとなんで時間が戻るのか、など。

これは個人的な予想だけど、
菅田将暉が行方不明の弟で、
門脇麦があの倒れていた女の子ってオチかなあ、
なんて思ったけど、はてさて🤔

山崎賢人はあんまりホスト感なかったけど、志尊淳は似合うなと思った(笑)
しかし、門脇麦が完全に洋画のホラーで、
ホラー嫌いの身としては、そこだけがマジで怖い。。。

新木優子と堀田茜はやっぱりかわいいな。

よっくしゃべるなあと思った『アニー・ホール』

2018年01月06日 15時20分38秒 | 映画


「午前十時の映画祭8」にて。
1977年のアメリカ映画。

よっくしゃべる映画だなと(笑)
完全にウディ・アレン劇場で、セリフもワンシーンも長く、
彼の思想と恋愛のモヤモヤのオンパレード(笑)

第四の壁を壊したり、
現在の自分の姿で過去の時間軸に登場したり、
道行く人も物語に参加しまくったり、
非常に独特な撮り方だった。

最後はちょっぴり切ないほろ苦さのある大人の恋愛映画だったけど、
同じウディ・アレン監督作品なら、
個人的には昨年の『カフェ・ソサエティ』の方が面白かった。

ちなみに、俺はまったく気づかなかったけど、
ジェフ・ゴールドブラムやシガニー・ウィーバーも
チョイ役で出ていた模様(笑)

もはやスパイ映画ではない『キングスマン:ゴールデン・サークル』

2018年01月05日 23時33分33秒 | 映画


2018年のトップを飾るにふさわしい映画!!
開始後1分からたっまんねー!!

もはやスパイじゃねええええ!!
コソついた諜報活動なんかしねええええ!!
どちらかといえば特殊部隊である(笑)

ダイナミックアクションに、笑いあり涙ありの展開で、
個人的には今年のトップ層に食い込む勢い(笑)
ただ、前作の方が予備知識ゼロだったから、
新鮮さや驚きという点では、前作の方がよいかも。

しかし、外人ズルい。
スーツクッソ似合うし、Tシャツ1枚でも様になるし、
メガネやサングラスは顔にピッタリはまるし。
あのメガネかけたときに眉毛と一直線になるのがうらやましい(笑)

フェスとか外人ってだけでエロく見えるし、
友達と同じような口説きをしているのにギガンティックかっこいい(笑)

これ観ると、普段スーツ不必要なのに、
新しいスーツを誂えたくなる(笑)
実際、戦うときはスーツよりもジャージの方が動きやすそうだけど、
あえて動きづらいスーツで戦うギャップがいい!

マナーが人間を作る。
どちらかといえばマナーを失念する身なので、僕も作られたいものです。