なかじろです~
すっかりご無沙汰しております~
皆さん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
ちょっと個人的なことですが、なかじろはこの連休実家の福島に帰省してきました。
被災地 福島について ちょっと書きますので、???な方はスルーしてください。
未曾有の震災からそろそろ2か月が経とうとしています。
関東圏内では、原発の問題はまだ余波を残すものの、計画停電も今は一時休止状態なこともありほぼ従来通りの生活になってきています。
なかじろの実家は、隣の駅が宮城県という福島の最北端、中通りの国見町というところにあります。
原発からの距離は60キロ。
最近発表された放射線の線量グラフ的には、帯上になぜか線量が多い地域。
地震の揺れも福島の中では強い方で、昔の建物の多いので家屋の倒壊も見られたとか。
実家も倒壊は免れたものの、食器棚のドアが開き食器が割れて散乱、サッシが落ちてガラスがバリバリになり、2階の壁は剥がれそれと共にタンスは倒れ、どこもかしこも足の踏み場がない状態。
そんな老夫婦だけでは修理できない部分のお手伝いに行ってきたのです。
瓦が落ち屋根に穴が開きブルーシートで覆っている状態は、実家だけでなくあちこちで見られる。
テレビでは常に 震災情報のテロップが流れ、空気中や水道水の放射線量などの原発情報・求人情報・地震情報などが流れている。
スーパーでも、コインランドリーでも、ボーリング場でもレストランでも、本屋でも、ありとあらゆるところに
「がんばろう!東北! がんばろう!福島! がんばろう!国見!」の横断幕が貼られている。
そして、不思議なことに関東ではお目見えしない「福島の野菜」や「福島の牛乳」は店頭に並び、普通に売っている。
原発関連が尾をひき、いまだに心穏やかではない状態が継続している。
そんな心穏やかでない状態の中でも「津波被害を受けた方々にくらべたら、幸せだ」と言い、たくましく地域の中でしっかりと生活している。
もちろん、子どもを持った家族の不安はあるものの、それでもそんな状況さえ受け入れて生活をしているのだ。
帰りの高速で見えた山々が あまりに綺麗で、なんだか無性に涙が出てしまった。
自分ではどうしようもないことって、世の中にはたくさんある。
いろいろ感じた中で、一番印象に残ったこと。
「がんばれ」!」ではなく「がんばろう!」という横断幕。
復興には、がんばれ!と声をかけることではなく、「がんばろう!」と本人達が思える手助けが必要な気がした。
自分ではどうしようもないことが起きた時、そんな中でも自分でも変えていくことができる!と思えるだけで、きっと元気になれる。
この姿勢、ネットワーク活動に似ている。
なんて
すっかりご無沙汰しております~
皆さん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
ちょっと個人的なことですが、なかじろはこの連休実家の福島に帰省してきました。
被災地 福島について ちょっと書きますので、???な方はスルーしてください。
未曾有の震災からそろそろ2か月が経とうとしています。
関東圏内では、原発の問題はまだ余波を残すものの、計画停電も今は一時休止状態なこともありほぼ従来通りの生活になってきています。
なかじろの実家は、隣の駅が宮城県という福島の最北端、中通りの国見町というところにあります。
原発からの距離は60キロ。
最近発表された放射線の線量グラフ的には、帯上になぜか線量が多い地域。
地震の揺れも福島の中では強い方で、昔の建物の多いので家屋の倒壊も見られたとか。
実家も倒壊は免れたものの、食器棚のドアが開き食器が割れて散乱、サッシが落ちてガラスがバリバリになり、2階の壁は剥がれそれと共にタンスは倒れ、どこもかしこも足の踏み場がない状態。
そんな老夫婦だけでは修理できない部分のお手伝いに行ってきたのです。
瓦が落ち屋根に穴が開きブルーシートで覆っている状態は、実家だけでなくあちこちで見られる。
テレビでは常に 震災情報のテロップが流れ、空気中や水道水の放射線量などの原発情報・求人情報・地震情報などが流れている。
スーパーでも、コインランドリーでも、ボーリング場でもレストランでも、本屋でも、ありとあらゆるところに
「がんばろう!東北! がんばろう!福島! がんばろう!国見!」の横断幕が貼られている。
そして、不思議なことに関東ではお目見えしない「福島の野菜」や「福島の牛乳」は店頭に並び、普通に売っている。
原発関連が尾をひき、いまだに心穏やかではない状態が継続している。
そんな心穏やかでない状態の中でも「津波被害を受けた方々にくらべたら、幸せだ」と言い、たくましく地域の中でしっかりと生活している。
もちろん、子どもを持った家族の不安はあるものの、それでもそんな状況さえ受け入れて生活をしているのだ。
帰りの高速で見えた山々が あまりに綺麗で、なんだか無性に涙が出てしまった。
自分ではどうしようもないことって、世の中にはたくさんある。
いろいろ感じた中で、一番印象に残ったこと。
「がんばれ」!」ではなく「がんばろう!」という横断幕。
復興には、がんばれ!と声をかけることではなく、「がんばろう!」と本人達が思える手助けが必要な気がした。
自分ではどうしようもないことが起きた時、そんな中でも自分でも変えていくことができる!と思えるだけで、きっと元気になれる。
この姿勢、ネットワーク活動に似ている。
なんて