自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

白馬岳~晩秋のアルプス稜線を歩く #1

2021年11月12日 |      北アルプス
10月10-11白馬岳テント泊登山へガリ君と出かける。
前日のpm11時にガリ君の車で出発し、
登山口の猿倉へ早朝に到着し、車内で少し仮眠をした後
準備を整えて
7時過ぎ出発!

白馬尻小屋跡地に出発から約1時間で到着。
出発時は晴れ間もあったのに
すっかりガスったな。



本来ならばこの辺りは大雪渓を歩いている区間だけど
10月ともなれば、雪渓も溶けちゃってるね。



雪渓が無い夏道は歩きにくく疲れる。
ようやく念願の雪渓が現れ始めた



雪渓を歩き始めてすぐに近くに大きな岩が。
これが落石で落ちてきたらと思うとゾッとする。



雪渓から立ち上がる霧でガリ君が霞んで見えなくなってきた。



僅か10分ほどの雪渓歩きを終え、
少しすると、霧が晴れてきた。



青空が見えてきた。
どうやら雲の上に出たようだ。
安堵にザックを降ろして小休止した。



休憩を終えて登山道を歩いていると、
時折「ゴロゴロ」と異様な音がしていた。
音が鳴るほうに目を向けると、山肌が崩れ岩や砂が転がる音だった。
そこはまさに先程まで歩いていた大雪渓の上部の山肌である。
登山は常に危険と隣り合わせだと思えた。



登り続けている急登に喘ぎながら
杓子岳の鋭く尖った岩峰を見上げる。



ようやく白馬岳頂上宿舎が見えてきた。
ここからが一番きつかったな・・。
寝不足からなのか、体に力が入らずバテバテだった。



あと、もうちょっと、
もうちょっとだ・・。



そんな一番バテているところに雷鳥が姿を現した。
雷鳥に背中を押してもらって
白馬岳頂上宿舎に到着。



猿倉から出発して約6時間。
実はこの時、頂上宿舎の今期営業は終了していたのだが、
流石の白馬岳であれば、他のテント泊登山者はいるだろうと思っていたけど、
まさかのガリ君との二張りだけ(笑)

この後、夕方6時頃にソロ登山者が幕営したので
結局この日は三張り。



さぁ、疲れているけど最後の気力で
アタックザックで白馬山荘へビールを求めて登る。



途中、見下ろすテント場。
本来なら賑わう広いテント場だけど
ガラッガラ・・。(笑)



約20分で白馬山荘に到着。
ビールと食料用水を購入して
テント場の貸し切り宴会場へ戻る。



愛用ギアのストームクッカーで酒のつまみを作るガリ君。
つまみだけでなく、いつものように
ワインとウイスキーも次々と出てくる。
おすそ分けを頂きながら明日の天気を期待して
17時前にそれぞれのテントへ戻った。



二日目へと続く・・。

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