ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

第4部完 リヤショックアブソーバー交換

2019年11月10日 14時11分00秒 | ヤマハ GX
オークションで購入したリヤサスが先日の錆取りで綺麗になったので交換をしたいと思います。 先ずは古いリヤサスを取り外す為に、ラウンドヘキサゴンボルトとキャップナットを緩めます。
 

    

 


締め付けトルクはそんなに高くないので簡単に緩みました(^ ^) 取り外したボルト類はその辺に放置します。ボルトが外れたら次にリヤサスを取り外します。


    
 


これも簡単に外れました(^ ^) このまま乗ったらどんな感じになるのでしょうか(´・ω・`)? 
次に先日錆取りをしたリヤサスを取り付けます。 ブッシュはゴム製なのでシリコングリスを少し塗ってみました。


    

    
 


パーツクリーナーで綺麗にしたボルトをきちんと規定トルクで締め付け、最後にサスペンションの硬さを調整して終了です。



      
気になる乗り心地は… 
きちんと路面を捉えている感じです。振動が減り、加速・減速・コーナリングが安定して走れます。何というか、とても滑らかです。現代のバイクの乗り味です。
 と言うか、新車ですかΣ(゚д゚lll)コレ?
DOHC?
4気筒?
 …と思える程の劇的変化です(*´∀`*) 
40年の時を経て、当時物の純正パーツひとつひとつが機能して全てがガッシリと噛み合っている感じです。

私「GX様ッ!あなたは必ず公道を安全に走行できるッ!
もっと!もっと!公道を現代のバイク達と同等に動けると思いなしゃれッ!
空気を吸って吐くことのように!
HBの鉛筆をベキッ!と へし折る事と同じようにッ
できて当然と思うことですじゃ!
大切なのは『DIY』することですじゃ!
できて当然と思うインチキ整備力なんですぞッ!
GX様は安全運転の帝王ッ!公道を安全に走行して当然ですのじゃあああああーッ

今日、全てのパーツがガッシリと私のインチキ整備と噛み合ったのを実感した。
数十年の時を経て…固着しているボルト類にラスペネが浸透し、ロッキングプライヤーで『パキン!』と音を立てて無事に固着したボルト回せた様な実に晴れ晴れとした気分だった」


 以前に乗っていたXJR1300の様なカッチリした乗り味に似てます。今までの乗り心地では遠出をしたく無かったのですが、これならどこまで行っても疲れなさそうです。 それに何だか凄く速くなった気がしますψ(`∇´)ψ 
サスペンションを変えただけで速くなるのでしょうか? 

こんなにも変わるとは思いもしませんでした。 
今まで昔のバイクは運転が難しい乗り物なんだなぁ、と勘違いしていました(ー ー;) 
大昔のバイクも現代のバイクと同じ様な乗り心地だったんですね(^-^) 
ハンドル・タイヤ・ドライブチェーン以外のパーツをボルト1本から全て純正パーツのみで組み直した甲斐がありました。 エンジンも絶好調で、レッドゾーン近くまで一気に回ります。



アクセルワークに対するレスポンスが非常に良く、軽く1万回転は超えてしまいそうなので自粛します(^_^;)
 取り外したリヤサスを確認するとダンパーのオイルが漏れ尽くしている感じでした( ̄▽ ̄;) 
今回の作業時間はイレギュラーも無かった為に、10分程の簡単な作業でした。 
これ以上整備しても乗り心地の劇的変化はない気がします(・・;)
また一つ乗り心地が良くなりました(^-^)

ヤマハGX整備第4部 更により良い乗り心地を目指して