褪せるほど輝きもなくたんたんとたんたんとただ目薬をさす
一生に一度ひらくという窓のむこう あなたは靴をそろえる
靴を揃えるのは外に行く人に対する心くばりだろう。つまり、私が出てくるのを待っているのだ。しかし、まだ窓は開いていない。窓はいつ開くのか。窓が開けばあなたが待っている。その高揚感がとても爽やかである。この歌は相聞だと思う。
靴を揃えるのは外に行く人に対する心くばりだろう。つまり、私が出てくるのを待っているのだ。しかし、まだ窓は開いていない。窓はいつ開くのか。窓が開けばあなたが待っている。その高揚感がとても爽やかである。この歌は相聞だと思う。