短歌人十月号 笠原宏美 2010-10-06 05:53:45 | 平成22年短歌人誌より 晴天の下にいるなら良いのですポストの口は開けておきます 誰か大切な人に言っている。今、目の前にいない人に。そしてささやかに願っている。晴天の下にいることを、手紙を書いてくれることを。
真弓「灰色の鯉」斎藤典子 2010-10-06 05:53:12 | クンストカンマー(美術収集室) ぷんぷんと何の臭ひぞ灰褐色のセーター好みて着つづける身は 灰褐色のセーターを好むことと、自らの臭いの関連は分からないが作者の中では確かに関連があるのだ。それがとても面白い。人間には謎が多い。