牛乳でグラスをよごす八月の朝かなしみのひとつ兆せり
牛乳を飲んだグラスに水を入れると白く濁った水になる。それを見ていると悲しくなることが私にもある。それは牛乳の持つ明るさからくるのだと思う。この一首ではもう一つ明るい言葉が出てくる。それは「八月の朝」だ。人は明る過ぎると悲しくなる。
牛乳を飲んだグラスに水を入れると白く濁った水になる。それを見ていると悲しくなることが私にもある。それは牛乳の持つ明るさからくるのだと思う。この一首ではもう一つ明るい言葉が出てくる。それは「八月の朝」だ。人は明る過ぎると悲しくなる。