肉垂れし半裸の男はピカソなりその生涯が作品ならむ
私は短歌や絵画、音楽に携わる人にプライバシーはないと考える。その生涯(私生活)の選択一つ一つが作品と深く結び付くからだ。「半裸」と「ピカソ」と言えば塚本邦雄の一首。
雉食へばましてしのばゆ再た娶りあかあかと冬も半裸のピカソ
「緑色研究」
この一首も、ピカソの何度も娶った(愛人も含めると多数)人生を雉を食う行為から連想している。底にあるのは生命力だろう。
私は短歌や絵画、音楽に携わる人にプライバシーはないと考える。その生涯(私生活)の選択一つ一つが作品と深く結び付くからだ。「半裸」と「ピカソ」と言えば塚本邦雄の一首。
雉食へばましてしのばゆ再た娶りあかあかと冬も半裸のピカソ
「緑色研究」
この一首も、ピカソの何度も娶った(愛人も含めると多数)人生を雉を食う行為から連想している。底にあるのは生命力だろう。