ぶらつくらずべりい

短歌と詩のサイト

短歌人7月号

2012-07-02 05:57:15 | 結社提出歌
雪降れば洗濯物を凍らせた記憶の君が溶けて流れる

僕たちは最後にいつもでたらめに崩れてしまう波だったんだ

謝った君のつむじが二つありすべてはどうでもいいことになる

電線のある青空を見上げてた繋がることのない君といて

竹ほうき使って掃いたような雲見上げる君のとぎれる言葉

僕たちは月の光が眩しくて罪人のごと小声で話す

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。