ぶらつくらずべりい

短歌と詩のサイト

短歌人3月号「カルミナ、・ブラーナ」大森益雄 、同人1

2012-03-29 06:00:09 | 短歌人誌より
父逝きて二年半なり母の手を握りて細き指輪に触れつ

われの手を行くたび褒めてくれる母 手のあたたかさなどをよろこび

手が生み出すもののなかで最も価値のあるものは温もりだろう。この二首を読んでいてつくづく思う。母は子供の手があたたかいだけで喜ぶ。あたたかいことは生きているということだ。

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