元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

福岡旅行記2日目~アバヨ志賀島~

2006年06月28日 00時52分54秒 | 会社での出来事
 オージャガジャガジャガ。オジャガ池! 懐かしい?

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 金印公園を後にして、再び彷徨える自殺者が志賀島を徘徊する。



 海の上で老夫婦(推測)が吊り。もとい釣り。



 誰もいない砂浜を見ると男は誰しも、白いワンピースをまとったロングでストレートの黒髪のスレンダーの性格がすごい良くて美人で可愛いい女性が倒れており、そのうえ記憶を失っており、たまたま通りかかり助けてあげた僕を命の恩人と思い、一生僕についてくると大きな瞳で見つめられながら訴えられたりして、「いけないよ…」と言いつつも、内心ガッツポーズをしたりするのですが、誰も倒れていませんでした。
 男がおかしいのか僕がおかしいのか志賀島がおかしいのか?答えは永遠に出そうにありません。



 どこに行ってもお馬鹿さんはいるようですね。



 しばらく歩いていると謎の墓を発見しました。



 墓には謎の文字が刻まれていました。後で分かったのですがモンゴル人の首塚だそうです。けど文字は謎…



 さらに歩くこと志賀島に到着から1時間。土曜日にのみ行われる魚市場に遭遇しました。



 これはカワハギです。一尾100円也。カワハギは魚でありながらキューキューとなきます。カワハギの名前の由来は、この魚には鱗がなく外皮をペロンと剥ぐように取れることからついたと言われています。たしか。たぶん。



 ココに来るまでにすでに1時間30分経過。クールビズ仕様の革靴スーツ男もかなり疲れてきました。途中で定食を食べられる場所を見つけたので緊急避難。さきほどのカワハギを食べるベーと思い注文したところ、なんと1600円!高いよ!!市場で売られていた物よりはかなり大きいのですが、この値段はちょっと…。しかしカワハギの肝は絶品です。よほどの店に行かないと食べられません。そしてこの肝は激ウマ。白子好きだったら間違えなくノックアウトさせられることでしょう。

 ちなみに「肝ウマ!」と感動していたところ、タコ社長と女2人が来店。しかもこの女2人が超キレイ。これはイヤらしい金の匂いがプンプンします。どこかのイヤラシイ店でイヤラシイ社長が汚い金で、イヤラシイ志賀島に連れ出して卑猥なことをしようとしている計画が丸見えです。よっぽど

「ボキも仲間になりゅ~」

 と言おうと思ったのですが、意気地なしなので出来ませんでした。

 彼女たちを尻目に。文字通り尻目に、定職屋を後にして歩くこと10分。芝生が広がる場所に出ました。



 しかしここにはこのような歌碑が…



 簡単に言うと「志賀島の木を伐採しないでください」と書かれています。悲しくなりました。憤りも感じました。なぜなのでしょうか?そんなにお金は大事ですか?タコ社長ばかりモテテ、僕がひとりなのが気に食わないです。

 そして志賀島に到着してから2時間30分。どれだけの坂をアッペンダウンしたことでしょう。疲れました。嫌になりました。実はかなり前から嫌になっていたのですが、この島にはタクシーなんか走ってないし、バスも1時間に一本しか通らないしで、根性だけで歩き続けました。しかし!



 バス停の時刻表をみるとあと5分でくりゅー。わー!と言うわけで志賀島を退散しました。
コメント (5)
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