石ノ森章太郎原作の「別冊たのしい幼稚園」10月号(1972年10月1日発行)内「3ごうライダーたい ブラックしょうぐんのまき」に現れていた“幻のライダー”、仮面ライダー3号が、40年以上の時を経てついに登場する映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』が来年3月21日に全国公開されることがわかった。
仮面ライダー3号は、第1作の放送開始から43年たった今でも大人気の仮面ライダーシリーズにおいて、原点となる仮面ライダー1号、2号同様に、悪の秘密結社・ショッカーによって悪の戦士として生み出されたヒーロー。ライダーが車に乗ることで話題の仮面ライダードライブに負けずとも劣らないドライビングテクニックと、現在に至るまで受け継がれている仮面ライダー精神を持った傑人で、愛車のトライサイクロンに乗って降臨を果たす。
今新作の主人公は仮面ライダードライブだが、3号に出会うことでとんでもない物語が始まるという。また、仮面ライダー1号、2号の後を継ぐライダー、V3との巡り合いも描かれ、ライダーファンのみならず、日本のヒーロー史の常識をも覆す衝撃作になるようだ。
「仮面ライダーV3」の放送が始まったのは、1973年2月。約4か月前に存在していた3号を復活させることに重みを感じているという東映の白倉伸一郎プロデューサーは、今作について「果たしてお互い(仮面ライダードライブと3号)は敵なのか、味方なのか。われわれが知っている歴史の中には仮面ライダー3号はいませんが、『なぜ3号が存在するのか』という謎を物語の中でひも解いていくことが大きな見どころです」と語っている。監督は、公開中の映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』のほかシリーズの多くを手掛けている柴崎貴行が務める。※引用しました!