最初は、恥ずかしながらツマグロヒョウモンのメスだと思っていました。。
以前、皇太子妃の出産でブーム?と成った内親王。それと陰陽師との関係は…
陰陽師(おんみょうじ)と内親王(ないしんのう)。この共通点は?‥それが《連声~れんじょう》です。
連声とは、二つの語が連接するときに生ずる音韻上の変化のことです。
陰陽(おんよう)→おんみょう
親王(しんおう)→しんのう
因縁(いんえん)→いんねん
反応(はんおう)→はんのう
天皇(てんおう)→てんのう
天王(てんおう)→てんのう ~ 四天王(してんのう)天王寺(てんのうじ)とか言いますね。
等々です。逆に連声をかけるべきところ、元の方が通用している言葉も多いし。
●時代地方で随分違うだろう。古事記や日本書記の言葉って、当時なんと発音して居たか良く解らないのが有るそうだし‥
天皇も、古代は、すめらぎ、すめらみこと などと呼んだのだそうでして。。
●さて、天皇陛下の『陛下』。
陛とは、土を盛り上げた階段の事で、具体的には(昔の中国で)天子の宮殿の階段だ。
つまり、『雲の上の』エラい人を直接呼ぶのでは無く、まぁその、階段の下に大勢の臣下が控えている尊い方、みたいな意味である。
皇太子殿下の『殿下』も、ほぼ同じ意味であるが、昔の中国では(時代によって)皇太子の尊称に使っていたので日本もそれにならったのだね。
ちなみに、東京にある『皇居』は、昭和23年7月1日からの名称で、それまでは宮城(きゅうじょう)と呼んでいたね。
宮城(みやぎ)じゃないよ!
閣下も、高い楼閣の下に控えるとの同じ発想の言葉。ただし、閣下は皇帝とかのトップクラスより、やや格下の人に使う。
▲天皇陛下については、『平成天皇』と言っては絶対にいけません。『平成の天皇』ならギリギリかな?
天皇は、存命在位中は天皇陛下(今上天皇)と呼び、昭和天皇とか大正天皇・明治天皇と言うのは崩御した後に贈る諡(おくりな)~俗に言う戒名にあたる~です。
今上(きんじょう)天皇が崩御されると諡が決まるまで大行(たいこう)天皇となります。仮の呼び方です。
明治以降は年号(元号)が諡号(しごう)になる暗黙の?慣習が出来た様なので(失礼ながら)天皇陛下は『平成天皇』を名乗った方が分かりやすいかとも思います。
一案です。
(今は、法律で、天皇一代に一年号と決まっています。これを一世一元と言います))
一般人が、生前に自分で決める戒名を『逆名~ぎゃくみょう』と言いますが、後醍醐天皇の様に、逆名にあたる遺諡を自分で決めたのは、歴代天皇全体の約6分の1も占めるのですから
(自らすでに名乗っていた、あるいは諡を自分で決めて指示していた天皇の事です)
歴代の帝(みかど)の皆さん、自分が後世にどのように呼ばれるか気にしていたのでしょう。
すいません、最近はエンスト寸前で。。
週末にはなんとか。。 (皆さんのブログは時々は拝見しています)
では。。