四年前、
大地震の二日後でした。
直後から断水&停電の我が家、まだまだ先が見えないけど茨城県県庁舎付近は復旧したとのカーラジオ情報に誘われて、その直近のドコモショップにケータイの充電のため出かけてみました。
(緊急地震のエリアメールがバイブ付きでバンバンと入って電池残量が急激に低下した。これ結構にキツいですよ)
ケータイのワンセグは電池が心配で視聴していなくて、ドコモショップで初めて見たテレビの福島原発映像にショックを受けましたよ。
●やはり同じ境遇の電池切れ難民?で混雑する店内、皆さん原発の姿に騒然としていました。
ところが、やっと充電器に接続して話し始めた若い女性が、地震後に初めて誰かと連絡がとれたのでしょう、話しながら泣き出してしまいました。
これで店内はシーンと静まり返って。
私も、ライフライン寸断に生活物資も無くなって自分の事ばかりでしたが、改めて事の重大さに気付きましたよ。
…ずっと地元ラジオ局を聞いてましたが、やはり地元の情報ばかりで東北のことは…
●その女性は、電話を終わると、通りを渡って猛ダッシュで行ってしまいました。
その姿に動揺したか、私も帰り道にちょいと運転ミスをしてしまいました。
大事には至らなかったけど、あんな初歩的ミスは初めて…
▼ふくやぎの教訓
・原子力災害が起きても政府や自治体から連絡は無いと思おう。
(実際に無かった)
自己判断で逃げる計画を日頃から考えよう。
・私が会社から帰宅するルートは、橋が損害を受けて大渋滞だった。
地元ラジオ局でも一言も情報なし。(津波情報優先)
帰宅や避難ルートは複数考えておこう。
・留守家族は高台に逃げていた。しかしケータイはつながらない。
メールも30分~1時間遅れて届く。
予め高台や公民館など避難先を家族で話し合っておくべきだった。
・生活物資の備蓄はある程度必要だった。
それからガソリン。
私の地元は4時間ならんで20リットルがやっと。
しかも、どこのスタンドが開くかは謎、突然に開店したのだ。
それでも事前に車は並ぶ、これはメール会員に連絡が入ったみたいで、私も震災後には会員登録しましたよ。これはスーパーなどでも有効でしょう。
中には会員にしか販売しない、と看板が出たところもあった。
さらに、GSまで4時間もゴー・ストップを繰り返すとバッテリーが…
幸いに車検対策で新品バッテリーだったのだが、車で仮眠するとか想定した場合、弱っていたら後悔する前に早めに交換しよう。
どこの店も開いてないから。
・断水だったが風呂に残り湯があったので水洗トイレは流せた。
最近流行りのスタイリッシュ・トイレ、見た目スッキリのタンクレスってどうなのよ!
停電しても流せる仕組みか?
新築やリフォームを考えたとき、頭のスミにおいておこう。
・周囲で、車の電源でのケータイ充電器を持っている人は少なかった。
私も震災後に購入しました。今はソーラーや手回し発電でも充電可能な機器もあるし。
時として必要以上に警報が着信音+バイブ付きで入る、不通⇒圏外で余計に電池を消耗するので気をつけよう。
・我が家では電子レンジが落下して全損でした。
巻き込まれたら命に関わるですよ。
家具家電の配置には熟慮が必要ですね。
・父は、避難先でずっと動かない状態でした。
それまでは少し歩けたし、大声で会話?していたけど、一気に寝たきりになって…
避難形態を考えるべきは子供やお年寄りですね…
●近所の風景です。
すごい模様が緻密ですね♪
●12日の月です。
13日、本日朝の月です♪
では…