映画化されると聞いた時から気になり、原作本まで買うてしまっていた鉄コン筋クリートを観てきました。
今週末観に行こうと思ってたんですが、なんと朝から晩まで上映してるのは昨日まで…。
仕方なく、1日1回の21時10分からのレイトショー（といっても割引料金とかはなく、通常料金です）に行くことになりました。
結構早めに映画館に着いたので、チケットを購入。チケットの整理番号順に入れるとのことなので、番号を観てみたところ13番でした。2時間近く前に買いに来たのにすでに12人も購入してますね…。こりゃ混むかな？と思ってたら、案の定…会場が元々狭いのもありますが、かなりの大入りでした。
上映され初めて、まず感じたことは映像が良い！
私は原作をスピリッツで読んでた口なので、白黒のイメージがほとんどで、でもそんな中でも白と黒を生かした新しい絵のスタイルだなぁと感じてたマンガだったのですが、映画もそんな新しい絵だった原作の雰囲気を残しつつ、うまくアニメ化されていたように感じました。
以下、ネタバレがありますので、これから見ようと思っている方はご注意ください。
原作とは大筋は一緒なんですが、所々変わっています。
#宝町の読み方が変わってたり、原作には無かった気がするエピソードが入ってたり。
でも、そういうところがあっても原作のテーマとかそういった部分はきちんと残っていて、マンガをうまく映画化した作品なんではないでしょうか。
#私は松本大洋マニアではないので、もしかしたら原作ファンにしたら「違う！！」と思われる内容なのかもしれませんが。
最近、原作面白いのにドラマとかアニメになって、えらいことになってるのありますよね？
ただ、今回の映画はそこまでではなく、ちゃんと仕上がってて見れる作品になってたと私は感じました。
オープニングのシロとクロが飛び回るシーンや途中の路地を駆け抜けるシーンなどは、疾走感があり見ていてわくわくする映像でしたし、イタチとクロのやりとりのあたりとかもうまくアニメ化したなぁと終わった後感じました。
所々に入ってる落書きとか変な看板とか細かいところでも楽しめるので、DVDとかで観るよりはデカい映画館のスクリーンで観た方が良い作品やと思います。
ただ、あんまり公開してる映画館無いんですよね…。中四国なんて鳥取のみやし…。
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