<以下の文を復刻します。>
ある人から「相合い傘」について質問があったが、これは“死語”ではない。今も相合い傘は生きている。しかし、なんと傘の種類や本数が増えたことか!今はビニール傘や使い捨ての傘、置き傘などが沢山ある。傘があり余っている。それに天気予報で、気象予報士がしょっちゅう傘の有無を話題にする。傘がいっぱいだ!昔のことを言うとまた笑われそうだが、傘は貴重品だった。 . . . 本文を読む
<2010年8月に書いた記事を一部修正して復刻します。>
今日、ある方のブログを訪問したら面白い記事が載っていた。『世論調査はウソ?』という題だが、その中に、アメリカのある香水メーカーが女性たちに「どんな香水を好みますか?」と質問したところ、圧倒的多数の女性が“清潔感のある香り”だと答えたというのだ。 そこで、この香水メーカーは要望通りの香水を作ったのだが、全く売れなかっ . . . 本文を読む
若き日のゲーテ
ドイツの大詩人・ゲーテが満21歳のころに作った詩。青春の恋心と自然の情景がこれほど見事に融合した詩は滅多にない。そして、生きる喜びを高らかに謳っているのだ。大好きな詩である。 訳者は大山定一氏で少し古い印象を受けるが、そのまま載せておこう。
『自然はうつくしく われに燃え 太陽はかがやき 野辺はわらう小枝に咲きみつる 花々 しげみを洩るる 鳥のこえわが胸にわく よろこび お . . . 本文を読む
<2022年5月26日に書いた以下の記事を復刻します>
アメリカのバイデン大統領が日本訪問を終えて帰国する直前に、テキサス州の小学校で銃の乱射事件が起き、児童19人と教師2人が死亡した。犯人は18歳の男子高校生でその場で射殺されたというが、まことに痛ましい事件である。バイデン大統領もすぐに「もううんざりだ」と述べ、銃規制の強化を急ぐ考えを表明した。しかし、アメリカでは果たして銃規制がスムーズに進 . . . 本文を読む
〈以下の記事は2009年11月の“元気な頃”に書いたものです。〉
「酒は百薬の長」と言うが、それを良いことに私は毎晩酒を飲んでいる。だいたい夕方5時頃から食事を挟んで飲む。発泡酒、ビール、焼酎、日本酒、ワイン、ウィスキーなど何でもござれだ。必ず3~4種類は飲む。昨夜は発泡酒、日本酒、ワイン、焼酎だった。もちろん少量ずつだが、4種類も飲めばかなりの量になる。最近は飲み過ぎに . . . 本文を読む
三度読んで三度泣いた碑文がある。福島県の二本松城にある「戒石銘」の碑文である。
戒石銘の碑
意訳すると「お前ら(藩士たち)がいただく俸禄は、民の汗と脂の結晶である。人民は虐(しいた)げやすいが、神を欺(あざむ)くことはできない」というものだ。 この碑文の精神を体すれば、全ての官僚・公務員は立派な“公僕”になれる。そして、あらゆる“税金泥棒” . . . 本文を読む
<以下の文を一部修正して復刻します。>
以前、スポーツ紙の芸能欄に、人気男性デュオ「コブクロ」のボーカル・小渕健太郎さんが、発声時頸部ジストニアを発症したという記事が載っていた。それによると、高い音域の声を出そうとすると、首周りの筋肉が異常に硬直してしまい、声が出しづらい症状が続いていたというのだ。 私は「コブクロ」というフォークデュオを全く知らなかったが、興味を持ってさら . . . 本文を読む
1941年(昭和16年)9月 新潟市に生まれる。現在83歳、埼玉県所沢市に在住。 妻、2男1女があったが、次男は2022年3月に死亡。孫4人。 血液型・O型、身長・165センチ、体重・58キロぐらい、老眼
病歴と手術・・・大腸ガン、脳梗塞、前立腺肥大、胃潰瘍、肺浸潤など
1964年 早稲田大学第一文学部を卒業(専攻はフランス文学)、フジテレビジョンに入社 2001年 フジテレビジョンを定年退職 . . . 本文を読む
1967年(昭和42年)に森山良子の歌でリリースされ、非常にポピュラーな曲になった。作詞・作曲は金子詔一で、「日本の歌百選」にも選ばれている。 以下の映像がとても印象的だったので、載せておきたい。
今日の日はさようなら . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します。>
『されど われらが日々ー』 題名からして郷愁・ノスタルジーを感じさせてくれる。ご存知、柴田翔(しょう)さんの芥川賞受賞の小説だが、1964年の作品だからもう半世紀以上がたつ。何回も読んだが、読むたびに新たな感慨が湧く。こういう作品を名作と言うのだろうか。最近、また読んだ。いつも泣けてくるが、今回は不思議に涙が出なかった。頭が悪いのでディテールを忘れていることが多い。頭 . . . 本文を読む
<2021年12月に書いた以下の記事を復刻します。>
ふと、山口百恵さんと松田聖子さんのことを書きたくなった。そうは言っても、私は芸能界や歌の世界についてはまったく素人なので語る資格はない。しかし、なにか語りたくなったのでお許し願おう。一老人、一国民としてなんでもいいから話したくなったのだ。少し調べてみると、2人は1980年(昭和55年)ごろを軸に、国民的なアイドルとして人気を集めた。百恵さんは . . . 本文を読む
1969年(昭和44年)、兄弟デュオ「ビリーバンバン」がレコードデビューした曲で、いきなり大ヒットした。
http://www.youtube.com/watch?v=oFGhLfxEmxg . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します。>
文芸評論などは滅多にしないが、江戸川乱歩の短編小説『芋虫』については何か書かざるを得ない。ショッキングな小説である。一言で云えば“グロテスク”な嗜虐(しぎゃく)趣味の極致だろうが、なかなかこんな作品は書けるものではない。乱歩だから書けたのか。1929年(昭和4年)の作品というから、当時のエロ・グロ・ナンセンスの風潮を背景にしていたのか。それ . . . 本文を読む
<この記事は2011年7月13日に書いたものです。>
「電気予報」が毎日出る世の中だが(注・東日本大震災の直後だったから)、近代国家には電気が欠かせない。昔、ロシアの革命家・レーニンのことを何かの本で読んだことがあるが、革命を起こして政権を取った後、レーニンが最も頭を痛めたのが電気・電力のことだったと覚えている。革命を起こす前は電気のことなど全く関心がなかっただろうが、自分が新政権をつくり「為政 . . . 本文を読む
<2015年11月18日に書いた以下の文を復刻します。>
若い人はあまり知らないだろうが、フランスと言えば、戦後日本のいわば“憧れの的”だった。それは芸術や思想、学問だけでなくファッション、映画、シャンソン、グルメに至るあらゆる分野において憧れの的だったと思う。そして、多くの精神的分野において、日本と日本人に大きな影響を与えたはずだ。そのフランスがいま、イスラム過激派との . . . 本文を読む